当記事に含まれる広告と評価について
当記事には広告が含まれ、当記事経由のサービスへの申込みで、当社が提携する企業から報酬を受け取る場合があります。
ただし、当記事内のランキング等は当サイト独自の調査および評価に基づいて決定しています。

営業コンサルティングの相場は?コンサルタントの報酬体系・選び方なども紹介

「営業コンサルティング会社はどうやって選ぶの?」「営業コンサルティング会社の料金は高いの?」「営業コンサルティング会社の契約はどうなっているの?」現代の営業活動はマーケテイングと関連があり、自社の営業部門の社員だけで競争を勝ち抜くのは難しくなっています。思うような実績を上げられない企業にとって、営業コンサルティングを希望する場合も多いでしょう。特に、アフターコロナやDXで、営業の形は大きく変化しつつあります。コンサルティング会社に依頼しながら、自社の体制を最適化させることは凄く重要です。

この記事では、営業コンサルティングを依頼する場合の契約の種類や営業コンサルティングの費用相場、費用対効果が高い営業コンサルティング会社の選び方などについて紹介します。

️営業コンサルティングを依頼する場合の契約の種類

営業コンサルティングを依頼する場合の契約にはどのような種類があるのでしょうか。ここから詳しくみていきましょう。

顧問・アドバイザリー契約

営業コンサルティングを依頼する場合、もっとも多いのが「顧問・アドバイザリー契約」です。顧問・アドバイザリー契約が成立すると、クライアント企業が抱える課題に対しての調整が行われ、月額料金が発生します。コンサルティングファームのサポート内容は、長期間の「売れる仕組みづくり」です。そのため大抵の契約形態は「顧問・アドバイザリー契約」のみとなってます。

時間契約

「時間契約」は依頼内容が明らかで、限定的な場合の契約形態です。営業コンサルタントの稼働時間に対して支払いが発生します。営業コンサルタントの費用は、スキル・実績をベースとした「単価」を基準としているため、採用するコンサルタントの能力が高いほど料金は割高になるでしょう。

また、顧問・アドバイザリー契約に含まれていない内容については、時間契約が発生します。メインが営業コンサルティングの場合、営業マン向けの研修などをプラスすると時間契約の費用が別途必要です。

プロジェクト型契約

「プロジェクト型契約」は特定の経営課題を解決するため、プロジェクトを単位とした契約のことです。契約期間も人数もさまざまな形態があり、時間契約による報酬になることが多い傾向があります。

成果契約

営業代行サービスを提供しているコンサルティングファームには「成果契約」できる会社もあります。「営業利益増加分の〇%」「粗利〇%」など売り上げ増加分に決められたパーセンテージの成功報酬が発生します。成功報酬の場合、契約で条件を定義することは必須です。定義を決めずにサービスが提供されると、トラブルになる可能性があります。

️営業コンサルティングの費用相場

営業コンサルティングの費用相場はどのようになっているのでしょうか?

定額での取り組みの場合

最も多い契約形態である「顧問・アドバイザリー契約」の費用相場は月額約30万円です。内容は、「訪問コンサルティング+メールでの進捗状況の確認+営業戦略についてのアドバイス」となります。依頼内容が複雑で相談回数も多い場合の費用相場は、月額約50万円です。

ただし、依頼内容によっては月額約100万円の場合もあり、ケースバイケースと言えるでしょう。

時間での取り組みの場合

時間契約の費用相場はコンサルタントの実績・スキルによって異なります。若手のコンサルタントの場合約1万円/時間ですが、平均的な費用は約3万円/時間です。実績のある有名コンサルタントの場合10万円/時間かかる場合もあります。

️コンサルティング会社の規模別の相場

コンサルティング会社の規模別の相場はどのようになっているのでしょうか?依頼するコンサルティング会社の規模により費用相場は異なります。ここからコンサルティング会社の規模別の相場を見ていきましょう。

小規模コンサルティング会社

契約形態費用相場
プロジェクト型契約・従業員30名以下:約120万円/年
・従業員100名以上:約240万円/年
・従業員200名以上:約360万円/年
顧問・アドバイザリー契約20万円/月
スポットコンサル契約・対面:約3万円/時間
・Web:約1万5,000円/時間

小規模コンサルティング会社は1名のコンサルタントが担当する場合が多い傾向があります。そのため、プロジェクト型契約についてもコストがそれほどかからずに済むでしょう。

しかし、小規模コンサルティング会社は専門分野が限定されています。自社が解決してほしい課題に対応できない可能性もあるでしょう。スポットコンサルの体制であれば対面であっても比較的費用を抑えられます。近年はスポットコンサルのマッチングサイトも利用可能です。Webでの気軽な相談であれば5,000円/時間でできる場合もあります。

大手コンサルティング会社

契約形態費用相場
プロジェクト型契約約10万円/時間約120万円/3ヵ月約450/年
顧問・アドバイザリー契約100万円/月
スポットコンサル契約・対面:約10万円/時間

大手コンサルティング会社の特徴はほとんどがプロジェクト型契約であることです。アナリスト・コンサルタント・マネージャー・パートナーといった職種に分かれており、専門性が高い人材がアサインされます。

また、アサインされる人数も多いため、コンサルティング費用も高めです。顧問・アドバイザリー契約やスポットコンサルの契約件数は少ない傾向があり、提供サービスがあっても高額になります。

営業コンサルティングを安く依頼するには?その手順について

営業コンサルティングのコストを抑えたい企業には、以下の手順がおすすめです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 営業コンサルティングができる個人や法人を探す

法人ではなく、個人にするとコストが抑えられる傾向があります。例えば、コンサルマッチングアプリや外部の人材を紹介するサービスなどを利用すると費用が抑えられます。

コンサルティング会社は法人として全社的にサービスを提供するのに対し、個人であれば実績を元に柔軟に動いてくれるため、より自社に合った形で導入しやすい特徴があります。費用面でも個人の方が安く済むため、自社の求める形態によっては、個人に依頼する選択肢も考えてみましょう。

2. 見積もりを確認する

見積もりを依頼し値段やサービスを比較します。安くてもサービスが悪い可能性が考えられるので注意しましょう。相見積もりを出している場合には、比較をしながら見積もりを確認し、自社に最適なコンサルタント・コンサルティング会社を選びましょう。

3. コンサルティング企業・コンサルタントと契約する

自社に合うコンサルティング企業・コンサルタントが見つかったら、必要に応じて秘密保持契約書を交わします。「新たな施策の提案」「予算上乗せ」のため「基本料金+α」を求められることがあります。必ず契約前に確認しましょう。プロジェクト推進にあたり、費用が全体でどの程度かかるのかというのを確認するのが必要です。

4. 契約開始

契約開始により、コンサルタントが自社を訪問し、現場の状況をヒアリングします。その後は、プランに応じたコンサルティングが始まり具体的なサポートをしてもらえます。

費用対効果が高い営業コンサルティング会社の選び方

費用対効果が高い営業コンサルティング会社を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?営業コンサルティングは、長期的になりやすく費用もかかります。適切な選び方をすれば費用を安く抑えられ、満足のいくコンサルティングをしてもらえるでしょう。

ここから詳しく見ていきます。

営業コンサルタントとしての実績はどうか

営業コンサルタントとしての実績が少ないと、自社の課題に対応できない場合があります。実績のある会社なのか、経験がある人材なのかはしっかりと見極めましょう。ホームページには、導入事例などを紹介している企業もあります。実際に、コンサルティングを経てどういった成果に繋がった事例があるのかを確認する必要があります。

課題解決に十分な時間が使えるか

営業コンサルタントが積極的に営業支援をしてくれ、課題解決に十分な時間が使えるかチェックしておきましょう。電話やメールでのアドバイスのみで終わる営業コンサルティングもあるため、注意が必要です。

まとめ

営業コンサルタントの契約形態は「顧問・アドバイザリー契約」「時間契約」「プロジェクト型契約」「成果契約」です。営業コンサルティングの費用は月額報酬と稼働時間で決まります。また、成果契約の場合、売り上げ増加分に決められたパーセンテージの成功報酬が発生する仕組みです。営業コンサルティングの会社は、規模により料金も異なるため、費用対効果が高い会社を選ぶことが重要になります。費用を安く抑えたり、自社の課題に合った人材を見つけたりするベストな方法は、営業コンサルティングができる個人を探すことです。コンサルマッチングアプリや外部の人材を紹介するサービスなどを利用すると費用が抑えられます。そういったサービスの利用時には、ビズブリッジを使ってサービス比較をするのがおすすめです。

営業コンサルタントを求めている方は、ビズブリッジで比較しましょう。

引用・参考URL

・ 参考:営業コンサルティングの費用相場と料金体系を徹底解説!コンサルの選び方は?
・ 参考:コンサル費用(コンサルフィー)ってどのくらい?料金体系と相場を解説
・参考:コンサル費用(コンサルフィー)ってどのくらい?料金体系と相場を解説

この記事の修者

中村 慎也 (アークワードコンサルティング 代表)

大学卒業後、シスコシステムズにてパートナー企業開発や金融業界向けコンサルティングセールスに従事。その後、人材業界大手のインテリジェンス(現パーソルキャリア)でIT業界向け人材紹介や転職サイト「doda」の立ち上げを経験。ヘッドハンティングでWeb系スタートアップの取締役を歴任した後、2018年にアークワードコンサルティングを創業。IT/Webと人材領域の知見を活かし、Web戦略から施策実行・継続改善まで総合的に支援。フリーランスや副業など多様な人材活用分野で10年以上のマーケティング支援実績を持つ。

関連記事