最終更新日 2025/02/10
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【はじめに】
私は大学卒業後に外資系大手IT企業にてパートナー企業の開発部門や金融業界向けコンサルティングセールス業務に従事し、その後、人材業界大手企業にてIT業界向け転職支援の人材紹介や転職サイト事業の立ち上げに携わってきました。
IT業界と人材業界の両方を深く経験してきた中で、特にここ数年はフリーランスエンジニア向けの支援ニーズが急激に伸びていると感じています。
私自身、Web系スタートアップ企業で取締役として事業推進を行った際にも多くのフリーランス人材を活用し、現在は創業した会社でフリーランスの方々にもお手伝い頂きながら、IT/Web企業のWeb戦略・マーケティング支援に取り組んでいます。
そんな中で注目しているサービスの一つが、クラウドワークスのエージェント部門として展開されている「クラウドワークス テック(旧クラウドテック)」です。
クライアント企業側の視点、人材エージェントの視点、そしてフリーランスエンジニアの視点を総合的に踏まえながら解説していきます。
クラウドワークス テック(クラウドテック)とは?
サービスの成り立ち
「クラウドワークス テック」は、日本最大級のクラウドソーシングプラットフォーム「クラウドワークス」を運営している株式会社クラウドワークスが立ち上げたフリーランスエンジニア専門のエージェントサービスです。
2010年代から「クラウドソーシング」という形態は急速に普及してきました。
実際、多くのエンジニアやデザイナーが、クラウドワークスを利用して個別案件を受注するケースが増えていたのです。
一方で、完全オンライン完結のクラウドソーシングと比べ、もっと高単価かつ長期的なプロジェクト案件を求めるフリーランスには、やはりエージェント型のサービスが向いている、という声が多く上がっていました。
こうしたニーズを受け、2015年頃からクラウドワークスが新たな形としてスタートしたのが、この「クラウドワークス テック(旧クラウドテック)」です。
ITフリーランスの方の中には「エージェントを経由すると手数料がかかりそう」という誤解をされる方もいますが、フリーランスとして登録する段階では基本的に利用料は無料でサービスを受けることが可能です。
クラウドワークス テックが注目される3つの理由
- クラウドワークスの知名度・信頼度を背景に、高単価案件を多数保有
- 多くのリモート案件や週3日~など、柔軟な働き方に対応する案件が豊富
- 契約交渉や請求周りなどをエージェントが代行してくれる利便性
フリーランスエンジニアにとっては、営業をしなくてもエージェントが企業との条件すり合わせを行ってくれる点や、クラウドワークス自体が持つ大手企業や成長企業とのパイプを活かした「質の高い案件」を見つけることができることが魅力でしょう。
私がスタートアップ企業で取締役をしていた際にも、エージェントを通じて即戦力のエンジニアを探すことがありましたが、十分なスキルを持った方を短期間でアサインしやすいのは大きなメリットでした。
運営会社とサービス概要
株式会社クラウドワークス
会社概要
運営会社 | 株式会社クラウドワークス | 設立 | 2011年 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町 |
主な事業 | クラウドソーシング事業、フリーランスエンジニア向けエージェント事業 他 |
クラウドワークスは「オンライン完結型の案件マッチング」という新しい市場を切り拓いたパイオニア的存在でした。
同社の登録ユーザー数はかなりの規模にのぼり、エンジニアやデザイナーだけでなく、マーケターやライター・カメラマンなど幅広いジャンルのフリーランスが活発に利用しています。
サービス内容
対象職種 | ・エンジニア(サーバーサイド、フロントエンド、インフラ、モバイルアプリ、クラウド系、AIなど) ・デザイナー(Webデザイン、UI/UXデザインなど) ・PM/PL、ディレクターなどの管理職・ディレクション系 |
対応エリア | ・東京・大阪を中心とした主要都市圏がメイン ・近年はフルリモート案件の増加に伴い、全国から参画できる案件も拡大中 |
---|---|
契約形態 | 業務委託が中心 |
案件単価 | 月50万円~80万円程度の案件が豊富(中には100万円超えのハイスキル案件も) |
クラウドワークス テックの特徴
1. 高単価案件が多い
エンジニアとしてフリーランスで働く場合の最大の魅力は、「会社員時代よりも年収アップが狙える」ことです。
クラウドワークス テックでは、月50万~80万円、場合によっては月100万円以上の案件も見つかる可能性があります。
この背景には、以下のような要因が考えられます。
- クラウドワークスの顧客基盤:
大手企業だけでなく、新興のWeb系スタートアップやITコンサルファームなど、幅広い企業との取引実績がある。 - エージェントが企業との交渉を代行
フリーランス個人が単価交渉をするよりも、仲介業者が間に入った方が企業側も適正な単価を提示しやすい。
私の経験上、企業のIT導入案件にはかなり大きな予算が組まれることが多く、「本当にスキルのあるエンジニアには相応の報酬を払って自社で確保したい」という企業心理が働くものです。
この心理が、高単価案件を実現する後押しになっているのでしょう。
2. リモートや週3日勤務OKの柔軟な働き方
近年、企業側も「優秀なエンジニアであれば、フルタイム常駐ではなくても構わない」と考える事例が増加しています。
たとえば、週3〜4日の稼働であっても、必要な部分だけ効率的に対応してもらえれば十分だ、というプロジェクトマネージャーは少なくありません。
クラウドワークス テックでは、そうした柔軟な稼働日数の案件を探すことができます。
・週3日勤務で、残り2日は別プロジェクトや副業に充てる
※クラウドワークス テックは、週1~の案件も多くはありませんが保有しています。
・リモートワーク中心で、月に数回程度だけ出社
・フルリモート案件で地方や海外在住のエンジニアが活躍
私がかつてスタートアップで取締役を務めていた時、「フルタイム常駐は難しいが、短期間に質の高いアウトプットが出せるフリーランスエンジニア」に何度も助けられました。
企業としても、その方がコストパフォーマンスが良いケースもあるのです。
3. エージェントによる契約交渉サポート
フリーランスになると、契約書の作成・交渉や請求書の発行、面談調整など、いわゆる「営業・事務処理」面が大きな負担となる場合があります。
特にエンジニアとしての専門スキルが高い方ほど、「営業が苦手」「自分の単価をどこまで上げていいか分からない」という悩みを抱えがちです。
クラウドワークス テックでは、こうした契約や報酬交渉、企業との日程調整などをエージェントが代行してくれるため、エンジニア本人は業務に集中しやすくなります。
私自身、人材エージェントの経験上、「条件交渉はプロに任せた方がスムーズにいく」ケースを幾度となく目撃しました。
やはり企業側も、エージェントを通じて話をした方が「条件面のすり合わせ」に慣れている分交渉が早いのです。
クラウドワークス テックのメリット
1. 高単価案件・収入アップの期待値が高い
エージェントを通すことで、「自分では気づかなかった市場価値」を提示してもらえるケースが多々あります。
私が人材エージェントでIT人材をサポートしていた頃でも、「この方、もっと高単価で通るはずなのにもったいない」というエンジニアにたくさん出会いました。
クラウドワークス テックのようにエージェントが交渉役となってくれる場合、企業側もエンジニアのスキルを客観的に評価しやすく、結果的に高い報酬でのマッチングが成立しやすいのです。
また、エージェントのみが保有している高単価案件もあります。
2. リモートや週3など多様な働き方が選べる
現在のフリーランスエンジニアにとって、時間や場所の制約が少ない働き方ができるかどうかは非常に重要なポイントです。
私がスタートアップで事業推進を行っていた際に、育児や介護など個々の事情を抱えつつもハイレベルな仕事をするエンジニアに出会ったとき、「企業側も必ずしもフルタイム常駐ではなくていい」という発想にシフトチェンジしました。
クラウドワークス テックには、週3〜4日稼働やフルリモートなどの案件が豊富なので、ライフスタイルに合わせてキャリアを組み立てたい方にとっては理想的と言えるでしょう。
3. 契約や請求に関する煩雑さから解放
前述したように、フリーランスになると「企業との契約書類のすり合わせ」「請求書の発行」「報酬の入金管理」など、雑多な作業が発生します。
エンジニアがこれらの作業に時間を割くのは、必ずしも生産的ではありません。
クラウドワークス テックは、これらバックオフィス的な負担を大幅に軽減してくれます。
また、企業からの支払いサイトが短いこともクラウドワークス テックを活用する大きなメリットです。
キャッシュフローを安定させられるので、フリーランス初心者には特にありがたいポイントです。
クラウドワークス テックのデメリット
一方で、どんなに優秀なサービスにもデメリットや注意すべき点はあります。
ここからは、クラウドワークス テック特有の課題・懸念点を整理していきます。
1. エージェントを挟むためコミュニケーションのワンクッションがある
クラウドソーシングのように企業と直接やりとりをして契約締結するわけではないため、エージェントとのミーティングや面談が増える点です。
「自分で営業したい」「最短距離で企業と直接交渉したい」と考える人にとっては、エージェント経由というプロセスは煩わしく感じられるかもしれません。
私が人材紹介をしていた立場から言えば、エージェントが間に入ることで「面倒な部分」を肩代わりしてくれる利点が大きいのですが、自分の裁量で進めたい方にとってはデメリットに映る可能性があるでしょう。
2. 地方在住で常駐案件を希望する人にとっては選択肢が少ない
現状では高単価案件は首都圏(特に東京)や大阪、名古屋などの主要都市に集中しているのが現状です。
地方企業でもIT投資を拡大しているケースは増えていますが、依然として都市部ほど求人が豊富とは言い切れません。
とはいえ、近年のリモートワーク普及により、フルリモートならば地方から参加できる可能性も高まっています。
フルリモートOKの企業や週1程度のミーティング出社だけでOKの案件もありますので、クラウドワークス テックの担当者に相談してみるとよいでしょう。
3. 担当者の質や相性にばらつきがある
人材エージェントにありがちな課題として、コンサルタントやキャリアアドバイザーの対応品質に個人差がある点が挙げられます。
クラウドワークス テックも例外ではなく、担当者の経験値やコミュニケーションの得手不得手によって、満足度が左右される可能性はあります。
私も人材会社でチームをマネジメントしていた時期がありましたが、どうしても担当者ごとの得意分野や熱量に差が生じてしまうのは否めません。
もし「担当エージェントとの相性が良くない」と感じたら、早めにフィードバックして担当変更を求めるなどの対策を取ることをおすすめします。
4. 週1~2日など短期稼働案件は保有しているものの数は少ない
「月単価でがっつり稼げる」というメリットがある一方で、週1~2日しか稼働できない方やスポットで副業的にやりたい方に適した案件は週3~の案件と比べて多くは保有していません。
短時間稼働のみを希望する方は、その旨を事前に伝えることをお勧めします。
クラウドワークス テックの口コミ・評判
良い口コミ
- 高単価案件が豊富で収入アップに期待できる
- リモートワーク・週3日など柔軟な働き方ができる案件が多い
- 担当エージェントの対応が親切でサポートが手厚い
- 案件数が多く、自分に合う仕事が見つけやすい
高単価案件が豊富で収入アップに期待できる
高単価の案件が多いとの口コミが見られます。
X(旧Twitter)上では「クラウドテック、もしかしてかなり高単価案件多い??」といった声があり、実際に月額25万円以上稼げるオファーや時給3,000円以上の案件、さらにはライターやデザイナー案件で文字単価10円といった高単価の仕事があるとの報告もあります。
経験を積んだ人にとっては、高収入を狙える案件が豊富だと評価されています。
リモートワーク・週3日など柔軟な働き方ができる案件が多い
フルリモートOKの案件が非常に豊富です。
公式には全体の97%がリモート対応案件と言われており、「クラウドワークステックはフルリモート案件の宝庫」という声もあります。
また週2~3日稼働の案件が多く、副業や複数案件の掛け持ちもしやすいのが特徴です。
家事や育児との両立を望む人にも「ありがたい」と好評で、こうした柔軟な働き方ができる点は業界トップクラスとされています。
担当エージェントの対応が親切でサポートが手厚い
担当エージェントの対応が丁寧だという評価が多く、利用者から「対応は親切でとても良かった」という声が寄せられています。
こまめに連絡を取って希望に合った案件を提案してくれるほか、スキルシート(職務経歴書)の添削や応募後のサポートも手厚いと好評です。
「職務経歴書を提出したら推薦してくれるなんて、有難いサービス」と驚く口コミもあります。
エージェント経由で参画できるため、営業や単価交渉の手間が省ける点も大きなメリットです。
案件紹介後のフォローも充実しており、面談結果が不合格だった際にも励ましがあったり、正社員就職が決まった際には祝福の声をかけてくれたりと、利用者に寄り添う姿勢が評価されています。
案件数が多く、自分に合う仕事が見つけやすい
提携企業74万社以上、常時4~5万件もの案件を抱えているとの情報もあり、業界屈指の案件数を誇ります。
上場企業からベンチャー、官公庁まで幅広い業種・業態の求人が揃っているため選択肢が豊富です。
「案件の選択肢が多いのが良い」という声や、「完全在宅の新規案件が届いて、しかも自分のスキルにマッチした案件を都度メールで知らせてくれる」といった口コミもあります。
自分で膨大な求人を探す手間が省けるので、「わざわざ自分で探す必要がなくて便利」という評価につながっています。
悪い口コミ
- 「リモート案件が少ない」との指摘もある
- 案件の競争率が高く「なかなか受からない」
- 単価が低い・手数料が高いという声も
- その他サービス利用上の不満点
- 中~上級エンジニアで、月50万円以上の報酬を狙う人:
既に十分な実務経験があるなら、高単価案件が多数あるクラウドワークス テックはおすすめ。 - リモートワークや週3勤務など、柔軟な働き方を重視する人:
子育て・介護、副業などでフルタイム出社が難しいケースでも案件を見つけやすい。 - 契約交渉や請求業務を代行してほしい人:
営業やバックオフィス対応を苦手とするエンジニアにとって大きなメリット。 - 地方で対面常駐案件を探している人:
都市部案件がメインなので、地方の企業で常駐を希望する場合は選択肢が限られる。 - 自分ですべて交渉し、企業と直接やりとりしたい人:
エージェントを介することで、コミュニケーションの回数が増える点がデメリット。 - 週1~2日など短期稼働のみを希望する人:
クラウドワークス テックは週3以上が主流で、週1~短期案件は少ない。
(週1案件は少ないが保有しているので希望する方は個別相談をおすすめします) - 共通点:ITエンジニア特化、高単価案件が豊富
- 相違点:レバテックはSIer案件・大企業案件も多い印象。一方、クラウドテックはリモートや週3案件が比較的充実。
- 共通点:エンジニア専門、サポート体制充実
- 相違点:Midworksは社員並みの福利厚生(給与保証制度)に力を入れており、クラウドワークス テックは早期支払いに強み。
- 共通点:母体が大手企業があり、大手企業案件も扱う
- 相違点:HiPro Techはエンジニアに加えITコンサルタント・技術顧問にも強く、クラウドワークス テックはWeb系やスタートアップ案件が得意。
- 高単価案件の多さ(70万円や80万円の月単価も狙える)
- リモートワーク、週3日勤務などの柔軟な働き方がしやすい
- エージェントが契約交渉・請求管理を代行してくれる
- 月末締め翌15日払いでキャッシュフローも安定化
- 都市部中心の案件がメインで、地方常駐案件は少ない
- エージェント担当者によって対応品質が異なる可能性
- 週1~2日の超短期稼働案件はあまり期待できない
- コミュニケーションでワンクッション挟むため、スピード感に欠けると感じる場合がある
「リモート案件が少ない」との指摘もある
リモート案件が豊富とされる一方で、「
リモート案件うたってたのに思ったほど紹介されない」と不満を述べるユーザーが一部見受けられます。
地方在住者への対応についても、「首都圏と関西圏だけしかなく、引っ越し予定がないなら取り消せというような対応をされた」という辛辣な意見もあり、人によっては「リモートOKと言いつつ地域の制限を感じる」との声があります。
案件の競争率が高く「なかなか受からない」
紹介案件数は多いものの、「応募しても全然通らない」と嘆く声があります。
とくに実務経験が浅い人の場合、案件を紹介してもらっても競争率が高く、なかなか獲得できないケースが多いようです。
「実務経験1年以上」が目安として示されており、未経験・経験浅では実際に仕事を得るのは難しいという評判も一部で聞かれます。
単価が低い・手数料が高いという声も
「クラウドワークステックより、レバテックなど大手エージェントの方が単価が高い」という指摘があります。
リモートや週3日案件が中心な分、フル常駐案件より平均単価がやや低くなる傾向があるとの見方も。
仲介手数料(マージン)が高いという不満もあり、「手取り額が少ない」と感じる利用者もいます。
ほかにも「フリーランス相手に時給換算は微妙。成果物単位にしてほしい」という声もあるなど、報酬体系への不満が散見されます。
その他サービス利用上の不満点
前述の対応エリアに加え、「クラウドテックは週次で稼働時間確認をしてきて煩わしい」という意見や、稼働報告の頻度を面倒だと感じる利用者が一部いるようです。
さらに「条件に合わない案件を紹介された」「サイト上で案件が探しにくい」との口コミも見られ、利用者の期待と紹介内容のギャップが問題になるケースもあるようです。
利用がおすすめな人・おすすめできない人
おすすめな人
おすすめできない人
登録から案件獲得までの流れ
1. 無料会員登録
クラウドワークス テックの公式サイトから無料で会員登録を行います。
必要なのは、名前・連絡先など基本的なプロフィールです。
さらに、職務経歴書(スキルシート)やポートフォリオを準備しておくと、エージェントがあなたのスキルを正しく把握できるため、より適切な案件を紹介してもらいやすくなります。
2. 担当エージェントとの面談・ヒアリング
登録後、クラウドテックの担当エージェントから連絡が来るので、電話やオンライン面談を通じて次のような希望条件を伝えます。
・勤務条件(週3なのか、フルタイムなのか、リモート希望なのか)
・希望報酬(月50万円以上、あるいは時給制など)
・プロジェクトの期間希望(3ヶ月、6ヶ月、長期など)
エージェントとの面談時は、「案件などの希望条件や強みをしっかり言語化して伝える」ことが重要です。
曖昧なままだと、エージェントもマッチング精度を高めにくくなってしまいます。
3. 案件紹介・応募
ヒアリング内容に基づいて、担当者が複数の案件をピックアップし、エンジニアに提案してきます。
興味がある案件があれば、書類選考→企業との面談へと進む流れです。
ここでエージェントは、面談の日程調整や事前準備などを手伝ってくれます。
私がフリーランスや転職希望者を採用する際、エージェントが間に入ってくれた方がスケジュール管理が格段にやりやすかったです。
4. 面談・契約交渉
企業との面談(オンライン or オフライン)を経て、あなたが企業の求めるスキルやカルチャーに合致すれば、契約条件や報酬単価の最終調整に入ります。
これもエージェントが代行してくれるので、希望条件や不明点をしっかり事前共有しておくと良いでしょう。
私の経験上、「報酬が○○万円~△△万円の範囲で交渉可能」といった形で幅を持たせると、エージェントが企業側と上手に詰めてくれるケースが多いです。
5. 就業開始・フォローアップ
契約締結後、正式にプロジェクトがスタートします。
プロジェクト開始後も、エージェントから「定期的なフォローアップ」や「案件相談」を受けられるのがエージェント型の強みです。
もし、企業との間でトラブルや要望の食い違いがあったときも、エージェントが仲裁してくれるため、一人で抱え込まずに済みます。
他社エージェントとの比較
レバテックフリーランス
Midworks
HiPro Tech
クラウドワークス テックを最大限活用するポイント
1. 自己分析を徹底し、強みを言語化する
フリーランスとして単価を上げるためには、「自分はどんな技術領域・プロジェクトに強いのか」を具体的に示す必要があります。
私は、人材紹介会社やスタートアップ企業で多くのエンジニアを見てきましたが、自己アピールが上手い方ほど高報酬でのマッチング率が高いと痛感します。
・過去の成功事例:どんなプロジェクトで成果を出したか、数字や具体的なスケールを記入
・今後伸ばしたい領域:AIやブロックチェーン、クラウドインフラなど興味ある分野
2. エージェントとのこまめな連絡
「エージェントとのコミュニケーションの質」が、希望に合った案件紹介の精度を左右します。
優秀な人材エージェントは必ずエンジニアや企業と頻度高くコミュニケーションをしています。
エージェントによっては、案件状況により週1回程度のペースで進捗確認や要望すり合わせをしています。
クラウドワークス テックでも同様に、連絡をこまめに取ることで「条件に合わない案件が提案される」リスクを下げられます。
3. 複数エージェントとの併用も検討
人材業界に長く携わった経験上、一つのエージェントだけに絞るよりも、複数のエージェントを併用する方が選択肢は広がります。
エージェントにより各々の強みやフリーランスとの相性があるためです。
もちろん、同じ案件に複数経路から応募するのは避けるべきですが、新規案件の情報収集という点では併用のメリットは大きいです。
4. スキルアップを怠らない
フリーランスエンジニアとして高単価案件を獲得し続けるには、最新技術のキャッチアップが欠かせません。
クラウドワークス テックの案件はWeb系スタートアップや最新技術スタックを活用する企業が多いため、AWSやGCPなどクラウド、機械学習、モバイルアプリ、DevOpsなどの知識を磨いておくと案件が見つかりやすくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. 登録に料金はかかるの?
A. かかりません。
クラウドワークス テックへの登録やエージェント利用の費用は、エンジニア側には一切発生しないモデルが基本です。
Q. 未経験でも利用できる?
A. 可能ですが、高単価の案件を紹介してもらうには実務経験が必要とされる企業がほとんどです。
未経験からすぐに月50万円以上を狙うのは難しく、まずはスキルを身につけてからの利用が現実的でしょう。
Q. 支払いサイトはどのくらい?
A. 月末締め、翌15日払いとなっています。
他のエージェントよりも早く入金されるので、資金繰りもスムーズになりやすいです。
Q. 地方在住でも働ける?
A. 可能です。
常駐及びフルリモートの地方在住案件は、都市部と比べて多くはありませんが保有しています。
Q. 週1~2日稼働の副業案件はある?
A. 週3~と比べて少ないのが実情です。
基本的には週3日以上の稼働が前提となる案件が多くを占めますが、週1~2の案件はありますので担当者に相談することをお勧めします。
Q. 企業面談に落ちた場合、別案件も紹介してもらえる?
A. もちろんです。
担当者にあなたの希望や改善点を伝えれば、新たな案件を探してもらえます。
面談のフィードバックを共有し合うことで、よりマッチ度が高い案件に巡り合える可能性が高まります。
まとめ
ここまで、クラウドワークス テック(旧クラウドテック)について、私がこれまで関わってきたIT業界や人材業界の視点を交えながら詳しく解説してきました。
強み・メリット
注意点・デメリット
以上を踏まえると、クラウドワークス テックは「リモートで働きたい」「中~上級エンジニアがより高い収入を得ながら柔軟に働きたい」というニーズに非常にマッチしたエージェントサービスだと感じます。
逆に「週1~2日だけの稼働しかできない」「地方で対面常駐したい」という方には、やや不向きな面があるかもしれません。
私の経験では、エージェントを上手く活用することで、企業との条件交渉がスムーズになり、フリーランスの収入が底上げされるケースが多々あります。
クラウドワークス テックは、その代表格と言えるサービスの一つでしょう。
もし、フリーランスとしての案件獲得に悩んでいる方や、今の収入・働き方に満足していない方は、ぜひ一度「クラウドワークス テック」に無料登録をして、担当エージェントに相談してみることをおすすめします。
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引用・参考URL
参考:フリーランスはクラウドワークス テックに登録して、仕事の幅を広げよう!
参考:フリーランスの働き方をもっと自由に
参考:サービス紹介!「クラウドテック」って結局なにもの?
参考:クラウドテックの評判は悪い?ひどい・最悪という口コミの実態を調査
参考:【2025年】クラウドワークステックの口コミ・評判や体験談を徹底分析
参考:クラウドワークステックの評判・口コミ体験談を徹底調査
参考:【利用者が調査】クラウドワークステックの評判・口コミを徹底分析!
参考:クラウドテックの口コミは最悪?体験からわかるリアルな評価
参考:11社厳選!フリーランスエンジニア向けオススメエージェント【現役フリーランスが解説】
参考:クラウドワークステック(旧:クラウドテック)の評判・口コミ!特徴とおすすめの人を徹底解説
参考:クラウドワークステックの支払サイトは?最短でどれくらいなの?
参考:すべてのフリーランスの案件一覧
参考:よくある質問
参考:クラウドテック、会員数10万人を突破 ~フリーランスIT人材の理想の働き方は「フルリモート」×「週4日以内」~


パートナー企業開発部門を経て、金融業界向けコンサルティングセールス業務に従事。
その後、ヘッドハンティングによりWeb系スタートアップ企業の取締役等を歴任し、IT/Web分野における戦略立案・事業推進の実務を経験。
企業のWeb戦略・施策実行~継続改善による業績向上まで、人材業界を中心に総合的なWebコンサルティング事業を行っている。
人材業界の中でも特に、フリーランスエンジニア・コンサルタント・顧問・副業等のジャンルにおいては10年以上のマーケティング支援経験があり、大手からベンチャーまで幅広い実績あり。