最終更新日 2024/11/13
フリーランスのお仕事は多々ありますが、ITコンサルもフリーランスで取り組むことが可能です。
本記事では、フリーランスITコンサルについての仕事内容や種類・案件、業務行程などを解説します。
フリーランスのITコンサルに興味のある方、ITコンサルとしてフリーランスの道を模索している方は是非ご覧ください。
目次
フリーランスITコンサルとは?
ITコンサルタントとは、IT技術を用いることでクライアント企業の経営課題を解決するお仕事です。
クライアント企業の経営戦略に沿ったIT投資計画の策定、必要なツールの導入・支援が主な仕事です。
会社員としてITコンサルタントの業務に取り組んでいる方もいますが、フリーランスITコンサルは個人で活動するため、案件獲得から仕事の実践まで、すべて自分自身のみで取り組むことになります。
会社員の場合は組織としてのバックアップが期待できますが、フリーランスITコンサルはすべて自力で行うため、技術的な専門知識だけではなくプロジェクト管理能力など、契約・法務や税務・会計などの知識も必要です。
フリーランスITコンサルの仕事内容
フリーランスITコンサルのお仕事は、以下の流れで進みます。
- 案件獲得・契約
- クライアント企業の経営者などから問題をヒアリング
- IT戦略の策定やソリューションの提案
- システムの要件定義
- ITプロジェクトを推進する
- コストの調査やパッケージ・システム分析や選定
会社員のITコンサルタントとの大きな違いは、案件の獲得と会計まで自ら行う点です。
優秀なスキルを持っていても、仕事が無ければスキルを発揮することはできません。
また、案件獲得時には価格交渉も求められます。
契約書の法的面からの理解も含め、会社員のITコンサルタントであれば不要な点も、フリーランスITコンサルでは求められるスキルの一つとなります。
フリーランス・事業者間取引適正化等法
2024年11月1日より、フリーランス・事業者間取引適正化等法が施行されました。
この法律は取引の適正化を目指したもので、取引条件を書面で明示することや、禁止行為等が定められたものです。
会社員であればさほど意識する必要はありませんが、フリーランスITコンサルとしてお仕事に取り組む場合、法律への理解が必須です。
フリーランスITコンサルの種類・案件
フリーランスITコンサルのお仕事の種類・案件として主に下記が挙げられます。
- PM・PMOコンサルタント
- ERPコンサルタント
- RPAコンサルタント
- DX推進コンサルタント
- IT組織・人事コンサルタント
- クラウドコンサルタント
- セキュリティコンサルタント
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
PM・PMOコンサルタント
PM(プロジェクトマネージャー)や、PMを補佐するPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)コンサルタントは、フリーランスITコンサルのお仕事の中で比較的多く見られます。
プロジェクトの目的選定からプロジェクトメンバーの選定、重要事項の決定権を持つなど、総責任者としてプロジェクトに携わるPMに対し、PMのサポート的な立場でプロジェクトがよりスムーズに進むよう推進・管理を担う立場がPMOコンサルタントです。
総責任者としての高い知見・スキルが求められるPMと、PMの補佐的なお仕事でPMとどのように接するかが求められるPMOは、似た言葉ではありますが業務が大きく異なります。
PMOは業務の面においても、プロジェクト成功のための俯瞰的な観点やPMの意思決定のための判断材料の用意などPMとは異なるスキルが求められます。
特に近年、PMの補佐やプロジェクトを成功に導くためだけではなく、PMの負担軽減を担う存在としてクローズアップされる機会が増えています。
ERPコンサルタント
ERPコンサルタントとは、企業の問題解決のために
企業に適したERPパッケージの導入提案・パッケージの最適化や開発・導入までを支援するお仕事です。
ERPとはEnterprise Resource Planningの頭文字の略称で、企業内のさまざまな情報を一元管理することで経営の効率化・最適化をもたらし、コスト削減や状況の把握、情報共有が可能な環境を用意します。
ERPも多々登場しているため、企業の経営課題に合わせたERPの選定やERPによって何が得られるのかの具体的な提案、導入カスタマイズ、さらには導入後のフォロー支援も求められます。
ERPの導入を検討している企業は多いですが、ERPへの理解はさまざまです。
ERPに関する知識はもちろんですが、企業の姿勢に合わせての提案・サポートなど、柔軟な姿勢も求められるお仕事です。
RPAコンサルタント
RPAコンサルタントとは、企業のRPA導入・最適化支援のためのお仕事です。
RPAとはRobotic Process Automationの略称で、これまで人間でなければ作業できないとされていた作業をロボットが行うためのシステムです。人間よりも高速・正確な作業が行えることから、企業に合理化・効率化をもたらすことで注目を集めています。
RPAコンサルタントの具体的業務の大きな枠組みとしては「RPA導入・運用支援」ですが、RPAのニーズは企業毎に異なります。
RPAの選定、導入コストや削減できる工数の提案、運用ルールの策定、運用スタッフの育成などRPA全般に関わります。
そのため、柔軟な思考やコミュニケーション能力だけではなく、RPAのプログラミング知識も必要です。
DX推進コンサルタント
DX推進コンサルタントとは、企業のDXの支援を行うお仕事です。
行政もDXを推進するなど、デジタル時代に合わせた環境策定が急務となっていますが、それぞれ企業によってDXに関する課題が異なります。
DX推進コンサルタントは、まずはクライアント企業のニーズや課題を理解し、課題解決に適したデジタルソリューションの提案を行います。
他にもソフトウェア・アプリケーションの開発、データマネジメントの構築やクラウドサービスの導入などの支援、開発・導入のプロジェクトマネジメントによる管理、さらに導入後は企業内の人材育成やアフターフォローなど幅広い業務が特徴です。
これらの業務を領域とするDX推進コンサルタントは、企業の課題を的確に理解する力に加え、ITの知識やビジネス設計スキル、マネジメントスキルなど幅広いスキルが求められます。
IT組織・人事コンサルタント
IT組織・人事コンサルタントとは、クライアント企業の組織・人事に関する課題をIT技術を駆使することで実践・支援するお仕事です。
人事システムの導入、アウトソーシング化、業務のIT化支援や工数削減、BRPの支援といった技術的な支援に加え、パフォーマンスマネジメントポリシーの策定・社内浸透の支援など非デジタル領域の業務もあります。
問題点を把握し、解決のために何が求められているのかを論理的思考力で導く点、導入することで得られるメリットを提示する提案力、プロジェクトの管理能力やデジタル領域における知的好奇心、さらには忍耐など、幅広いスキル・資質が求められるお仕事です。
クラウドコンサルタント
クラウドコンサルタントとは、クラウド導入支援を行うお仕事です。
クラウドサービスはオンプレミスサービスより安価に導入できる点、スペック制限がない点や拡張性が高い点など多くのメリットがあるため、さまざまなタイプのクラウドサービスが登場しています。
クラウドコンサルタントは、それらのクラウドサービスの中からクライアント企業の課題解決・目標達成に適したクラウドサービスの提案、あるいはクラウドサービスの開発を支援するお仕事です。
また、導入だけではなく導入後の効果測定やクラウド人材育成、運用ルールの策定など仕事の領域は幅広いため、クラウドに関する知見だけではなく、問題点を把握し、改善するための提案力やクラウドシステム・サービスへの知見、クライアント企業とのコミュニケーション能力など、求められるスキル・資質は多々あります。
セキュリティコンサルタント
セキュリティコンサルタントとは、クライアント企業のセキュリティに関する課題解決・目標達成のための支援を行うお仕事です。
セキュリティ戦略に関する戦略の立案からセキュリティポリシーの策定、ISMS認証取得支援、セキュリティ監査方法のマネジメント支援、さらには実装支援とセキュリティに関する幅広い領域が業務です。
セキュリティに関する知識を大前提に、ITに関する知識、問題点の仮説思考が求められます。
セキュリティは企業の信頼を担う部分です。もしもセキュリティに何らかの問題が起きて情報漏洩が生じた場合、企業の信頼性が失墜します。
そのため、高い責任感が求められます。仮説を作っては実践・確認を行い、強固なセキュリティ環境を構築することこそ、セキュリティコンサルタントの責務です。
フリーランスITコンサルが担当する業務工程
フリーランスITコンサルの担当する業務工程は、大まかにではありますが以下の流れで行われます。
- IT戦略・企画
- 要件定義
- 設計・開発
- システムの要件定義
- 保守・運用
こちらに関してもそれぞれ詳しく解説していきましょう。
IT戦略・企画
IT領域における戦略・企画の提案です。
あくまでもクライアント企業の問題解決・課題克服・目標達成のための提案で、提案できる内容こそ、ITコンサルタントとしてのスキルが問われる部分です。
クライアント企業に対し、なぜ提案する方法が良いのか、提案する方法を実践するにあたってのコストやメリット・デメリット等を提案します。
IT領域における知見はもちろんですが、クライアント企業へのプレゼン力・コミュニケーションスキルも求められます。
要件定義
要件定義の進め方の流れとしては、一般的に下記となります。
・課題・目標明確化
・システム全体像明確化
・機能要件定義
・非機能要件定義
・プロジェクト内容決定
・要件定義書作成
戦略や企画は、いわば「何をするのかを模索」することで、さまざまな意見が出てくることでしょう。
それらがある程度固まった後は要件定義です。
要件定義とは、なぜプロジェクトを行うのか、目的・目標を設定し、目的・目標のために必要な機能、条件を明確にするものです。
システム開発・導入からゴールまでのロードマップを明確にすることで、「業務要件」「機能要件」「非機能要件」の3つから構成されます。
その後の設計・開発や運用・保守は要件定義に基づいて行われるため、要件定義は明朗性も求められます。
設計・開発
要件定義に基づいたシステムを設計・開発します。
要件を実現するために必要なシステムについて、手作業の領域からサービス、ハードウェアやソフトウェアなど、実現するために必要なシステムを設計し、開発します。
設計・開発に関してはプログラミングスキルが求められます。
フリーランスITコンサルのお仕事において、もっともスキルを求められる領域です。
保守・運用
設計・開発したシステムを適切に運用します。
主な領域として、以下が挙げられます。
・システムパフォーマンスの最適化
・定期的なアップデート・アップグレードの実施
・セキュリティ対策・強化
・バックアップ計画・設定
・故障対応・セキュリティパッチの実施
・バグの修正対応
・ハードウェア交換作業
要件定義に沿って「問題なくシステムを稼働させる」ための領域で、問題が起きないよう努めつつ、問題が起きた際にはスピード感を持って対応することが求められます。
フリーランスITコンサルに求められるスキル・経験
フリーランスITコンサルには、以下の5つのスキル・経験が求められます。
- PM・上流工程での実績
- 専門的かつ広範囲なITの知見
- 営業スキル
- コミュニケーションスキル
- 資格
なぜこれらが必要なのか、それぞれ詳しく解説していきましょう。
PM・上流工程での実績
フリーランスITコンサルには、PM・上流工程でどれだけ案件をこなしてきたのかが求められます。
フリーランスITコンサルに求められているのはITによる問題解決ではありますが、クライアントによっては「そもそも何が問題なのかよく分からない」「何ができるのか知らない」ケースが珍しくありません。
つまり、クライアントに「これをしてくれ」と頼まれるのではなく「なんとかしてくれ」と依頼を受けるケースもあるため、「言われたことをやります」の下流行程の実績よりも、「何をするのか考えましょう」から行うPMや上流家庭での実績が重要です。
専門的かつ広範囲なITの知見
フリーランスと会社員のどちらにおいても、ITコンサルタントは「クライアントのITに関する要望に応える」ことが求められており、どのように応えるかが「ITコンサルタントとしてのスキル」となります。
そのため、多くの選択肢を知っておく必要があります。数少ない選択肢ではなく、多くの選択肢からクライアントに最良のものを提供する知見が求められます。
その点では、フリーランスITコンサルは専門性の高さだけではなく、広範囲なITスキル・知見が求められるお仕事です。
言うなれば、「広く浅く」「狭く深く」ではなく「広く深く」が求めらます。
営業スキル
フリーランスITコンサルは、ITコンサルタントとしてのスキル・経験だけではなく、フリーランスとしての営業力が求められます。
極論ですが、ITコンサルタントとして高いスキルや他のITコンサルタントが羨むような経験を持っているとしても、営業力がなければフリーランスとして仕事を獲得することはできません。
他のフリーランスITコンサルと比較した何が強みなのか、自らに依頼することで得られるメリット等を提示しなければ、他のフリーランスITコンサルに依頼されてしまうことでしょう。
クライアントから「このフリーランスITコンサルに任せよう」と思われるものを提示するための営業力が必須です。
コミュニケーションスキル
クライアントとのコミュニケーションスキルも、フリーランスITコンサルには必須です。
会社員のITコンサルタントの場合もコミュニケーションスキルは必要ですが、あくまでも仕事面のみで問題ありません。
しかし、フリーランスITコンサルの場合は価格交渉も求められます。
もちろん、仕事におけるコミュニケーションも重要なので、会社員のITコンサルタント以上にクライアントとのコミュニケーションが求められます。
そのため、コミュニケーションスキルも重要です。
クライアントの意思を正しく把握すること、自分の意思をしっかりと伝えることで質の高い仕事が実現します。
会社員のように、間に入る上司や営業マンはいません。
何を聞くのか、どのような形で信頼を育むのかを含めた「コミュニケーションスキル」が求められます。
資格
フリーランスITコンサルのお仕事は資格がなくとも取り組めるものではありますが、フリーランスの場合営業活動も行わなければなりません。
その際、無資格の人間と資格のある人間とでは、クライアント側の印象が異なります。
資格を取得することで、自分自身の保有しているスキルが資格取得レベルにある点を証明できるため、営業活動に役立ちます。
無資格の場合、自分自身のスキルを客観的に証明することが難しいです。特にフリーランスITコンサルとして活動したばかりの頃は、実績も提示できないため、案件獲得が難しいです。
そこで資格です。
資格を取得することで、少なくとも「資格取得程度のスキルを持っている」ことを客観的にアピールできるため、特にフリーランスITコンサル稼働初期は資格があった方が仕事を獲得しやすいです。
フリーランスITコンサルに必要な資格
フリーランスITコンサルは資格がなければ稼働できないお仕事ではありませんが、保有していることで説得力が出る資格として、以下の4つが挙げられます。
- MBA
- 中小企業診断士
- ITストラテジスト
- プロジェクトマネージャー
それぞれどのような資格なのか、詳しく解説していきましょう。
MBA
資格ではなく学位ではありますが、実践的な経済学や法律に関する講義を受講できるため、経営に関する専門知識を獲得できます。
フリーランスITコンサルにとって「必須」ではありませんが、MBAを取得することで言葉の説得力が増します。
フリーランスITコンサルとしてのブランドバリューを高めることにもなるなど、取得するメリットは多々あります。
中小企業診断士
中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断・アドバイスを行う存在です。
また、行政・金融機関をつなぐパイプ役としても期待されるなど、活動領域の幅広い資格となります。
国家資格であるため、民間資格と比較すると資格取得による説得力が高いです。
ITストラテジスト
高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいたビジネスモデルや企業活動において、IT技術を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者を対象にした試験で、フリーランスITコンサルとの親和性の高い資格です。
事業戦略の達成度を評価して経営者にフィードバックできるかどうか、またシステム化計画や実施計画の評価や原因分析、対策策定、対策の実施がスキルとして求められています。
プロジェクトマネージャー
こちらもITストラテジスト同様、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が主催する情報技術者試験で、システム開発プロジェクトの進行管理を担う人材を対象に行われているものです。
環境を取り巻く変化、ステークホルダーの多様な要求に柔軟に対応しつつ、プロジェクトを成功に導くための資格なので、フリーランスITコンサルに説得力をもたらします。
試験は年に1度、午前は多肢選択式(四肢択一)、午後は記述式と論述式にて出題されます。
フリーランスITコンサルの年収
フリーランスITコンサルの平均年収は900万円前後とされていますが、スキル次第では1,000万円、あるいはそれ以上を目指すこともできます。
ただし、フリーランスITコンサルの年収に保証はありません。
フリーランスITコンサルとして、どれだけ稼げるかは自分次第です。
案件獲得のための営業力、クライアントニーズを満たすためのスキルや新しいスキルの習得に加え、それらを継続することが求められます。
しかし、フリーランスITコンサルの魅力は年収だけではなく他にもあるため、年収のみにこだわらず、自分の理想のライフスタイル実現のためにフリーランスITコンサルとして稼働している人もいます。
フリーランスITコンサルの案件・単価
「フリーランスITコンサルにはどんな単価の案件があるのか」は、これからフリーランスITコンサルの道を検討している人にとって気になる部分のはずです。
フリーランスITコンサルの案件・単価については、「案件によって異なる」のが事実です。
例えば、とあるフリーランスITコンサル向けのエージェントには下記の案件が記載されています。
・経営戦略案件:150~200万円
・マーケティング案件:150~200万円
・SAPコンフィグ案件:200~270万円
・上流コンサル案件:150~200万円
・SCM案件:180~300万円
・組織人事案件:150~200万円
・生成AI案件:120~200万円
・基幹システム・ERP案件:150~250万円
このように幅広い案件があります。
単価の幅があるのは、採用者のスキル・キャリアで変動するためです。
注意点として、フリーランスITコンサルは「案件単価」である点です。
月収ではなく、1つのプロジェクトに対する報酬となるため、3ヶ月のものもあれば半年のものもあります。
そのため、フリーランスITコンサルのお仕事を獲得する際には、単価だけではなく期間や求められるスキル等まで詳しくチェックする必要があります。
フリーランスITコンサルのメリット
フリーランスITコンサルには、以下の4つのメリットが挙げられます。
- 報酬アップ
- 案件を選べる
- 働く時間・場所が自由になる
- 適正な価格での提案が可能になる
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
1. 報酬アップ
フリーランスITコンサルのメリットは、報酬アップが見込める点です。
会社員のITコンサルタントは、会社が獲得した仕事を会社の指示でこなした結果が収入となりますが、あくまでも「会社員」として毎月定められた収入を手にするのみです。
会社員の場合、クライアントの依頼費用と自分自身の間に会社が入りますが、フリーランスITコンサルはクライアントの依頼費用がすべて自分の取り分となります。
そのため、フリーランスITコンサルは、仕事を引き受ければ引き受けるほど収入が増えます。
スキル・スケジューリング次第ではありますが、会社員時代よりも大幅な収入アップを実現しているフリーランスITコンサルは多いです。
2. 案件を選べる
フリーランスITコンサルは案件を選べるため、自分の苦手な案件を回避し、得意な案件のみ取り組むことが可能です。
会社員のITコンサルタントの場合、基本的に会社に割り振られた仕事をこなすことになるため、自分の好きな仕事だけを選ぶことはできません。
会社側もある程度スキルを考慮・経験を考慮するとはいえ、時には気が乗らないお仕事をこなさなければなりません。
一方、フリーランスITコンサルは仕事を選べます。その点もすべては自己責任なので、自分の得意分野の案件だけを引き受けてストレスフリーな生活を送ることもできます。
3. 働く時間・場所が自由になる
フリーランスITコンサルは、インターネット環境さえあれば仕事の場所を問いません。
自宅や喫茶店、ワーキングスペース等で仕事に取り組んでいるフリーランスITコンサルは大勢います。
一方、会社員のITコンサルタントの場合、基本的には会社に出社して自分のデスクで仕事をこなすか、あるいはクライアント先に常駐するケースもありますがいずれも「出社」しなければなりません。
さらには時間も自由です。フリーランスITコンサルに「定時」はありません。
会社員同様、朝から働くこともできますが昼から夜にかけて、夕方から深夜など自由な時間に稼働しているフリーランスITコンサルもいます。
そのため、ライフスタイルに多様性がもたらされます。
例えば旅行しながら夜だけ、あるいは新幹線や飛行機など移動の時間に仕事をこなすなど、会社員のITコンサルタントでは難しいスタイルもフリーランスITコンサルであれば可能です。
4. 適正な価格での提案が可能になる
フリーランスITコンサルは、クライアントに価格交渉することができます。
交渉力次第な面もありますが、適正な価格での提案が可能になるため、納得して仕事に取り組むことができます。
会社員のITコンサルタントの場合、価格交渉はできません。
そもそも、得られる金額は会社からのお給料です。
身を粉にしてクライアントと向き合っても、お給料は変わりません。
「これだけ頑張っているのに給料が…」と憤る会社員も多いですが、フリーランスITコンサルは適正な価格で提案できます。
フリーランスITコンサルのデメリット
フリーランスITコンサルデメリットとして、以下の4点が挙げられます。
- 収入が不安定
- 社会的信用が低い
- 全てが自己責任
- 成長や新しい分野へのチャレンジが難しくなる
それぞれについて、詳しく解説します。
フリーランスITコンサルでの活動を検討している方は、メリットだけではなくデメリットも把握しておきましょう。
1. 収入が不安定
ITコンサルタントに限った話ではありませんが、フリーランスは収入が不安定になりがちです。
多くの案件を引き受けて高収入を記録することもあれば、仕事を獲得できずに収入が低くなる時もあります。
案件を一つも獲得できなかった場合、収入は発生しません。
会社員よりも高収入を狙える点はメリットですが、逆に収入が低下する可能性もあります。
収入に関しては自分自身次第ではありますが、保証は一切ありません。
2. 社会的信用が低い
ITコンサルタントに限らず、フリーランスは社会的信用が低いため、案件獲得だけではなく日常生活に支障をきたすこともあります。
例えば、案件獲得の際に競合が企業だった場合、クライアントサイドにとっては企業に依頼した方が安心感があります。
特に実績の少ないフリーランスの場合、成果が未知数です。
その点を警戒し、法人に仕事を依頼するクライアントもいます。
仕事以外の面において顕著となるのが金融関連です。
フリーランスの場合、ローンが組みにくくなります。
会社員の場合、所属している会社の信頼性まで考慮してお金を貸してくれますが、フリーランスにはそのような後ろ盾がありません。
会社員時代より収入が高くなったとしても、金融機関からの評価は低いです。
このような社会的信用が低い点はフリーランス全般のデメリットです。
3. 全てが自己責任
フリーランスITコンサルは案件獲得から仕事の手順、クライアントとの付き合い方まですべてが自己責任です。
会社員のITコンサルタントの場合、会社が責任を負いますがフリーランスITコンサルはすべてが自己責任となるため、仮に仕事をこなしてクライアントが満足しなかった場合、「会社の評判」ではなく「自分の評判」が低下します。
案件獲得に支障をきたすことになりますが、すべては自己責任です。
仕事の成果だけではありません。体調管理やスケジューリングまですべてが自己責任です。
会社員であれば休暇や慶弔は考慮してもらえます。
場合によっては、自分自身ができない部分は他の社員がカバーしたり、代わりにクライアントに対応してくれることもあるでしょう。
しかし、フリーランスITコンサルはどのような事情であれすべて自己責任です。
忌引きや慶弔だけではなく、自分自身の体調不良もすべて自分自身の責任の下、対応しなければなりません。
4. 成長や新しい分野へのチャレンジが難しくなる
フリーランスITコンサルの場合、お伝えしたように「仕事だけ」ではなく、営業も自ら行う必要があります。
さらには、あくまでも全て自己責任となるため、自分の時間を確保することが難しくなり、新しい分野へのチャレンジが疎かになるケースが多いです。
ITコンサルのお仕事はIT技術での問題解決・課題克服ですが、「IT技術」は日々進歩しています。新しいサービスも続々登場します。
会社員であれば、新しい情報は周囲が伝えてくれます。
勉強の機会を設けてくれる会社や、勉強の機会をすぐに実践できる案件を回してくれる会社もありますが、フリーランスITコンサルは新しい情報も自分で入手しなければなりません。
また、入手した新しい情報で案件を獲得できるとは限りません。
その結果、どうしても既存のカテゴリーでのお仕事ばかりとなり、なかなか新しいチャレンジができません。
短期的に見れば「仕事に偏りが出る」程度ですが、長期的に考えると、ITコンサルタントとして周囲に置いて行かれることとなり、やがては案件獲得が難しくなることが予想されます。
フリーランスITコンサルが失敗する理由
フリーランスITコンサルは必ず成功するとは限りません。
フリーランスITコンサルが失敗する理由として、主に下記の5つが挙げられます。
- 営業での苦労
- 効率化が難しい
- 自己管理ができない
- 新しい分野へのチャレンジができない
- 強みを把握していない
それぞれ、詳しく紹介していきましょう。
1. 営業での苦労
フリーランスITコンサルは、ITコンサルとしてのスキルを発揮するだけではなく、仕事を獲得することから始めなければなりません。
会社に所属しているITコンサルタントの場合、仕事獲得は会社が行うため営業の必要はありません。
会社が獲得し、個別に割り振られた案件に向き合うのみですが、フリーランスITコンサルは案件獲得から自ら行わなければなりません。
ITコンサルタントとして高いスキルを持っていても、案件がなければそのスキルを発揮することはできません。
思うように仕事を獲得できないだけではなく、案件終了後のアフターフォローやサポート等、営業面で苦労しているフリーランスITコンサルは多いです。
2. 効率化が難しい
会社組織は案件に効率よく取り組む環境が整備されていますが、フリーランスITコンサルの場合、案件毎に自分自身で向き合わなければなりません。
そのため、効率化が難しいです。
会社の場合、同じような案件・継続案件も多く、効率化のためのノウハウが多々蓄積されていますがフリーランスITコンサルにはノウハウがありません。
仮にノウハウがあっても実現できる環境にないため、案件に対して時間がかかる傾向にあります。
特に会社員からフリーランスに転身したITコンサルが感じる傾向が強く、会社員時代のように効率よく仕事に取り組むことができないため、実質的な賃金がかなり低いと嘆くいているフリーランスITコンサルもいます。
この点は、先にお伝えした営業での苦労に関連している部分もあります。
なかなか案件を獲得できないため、「自分の得意分野・強み」ではなく「獲得できそうな案件」に飛びついてしまい、結果、効率化が上手くできずに苦労してしまうケースもあります。
このような悪循環に陥ってしまう点は、失敗するフリーランスITコンサルの事例として多いです。
3. 自己管理ができない
フリーランスITコンサルは、案件・健康の二つの面での自己管理が求められます。
会社員のITコンサルタントの場合、会社側がある程度仕事量を調整しますが、フリーランスITコンサルはすべて自己責任です。
なかなか案件を獲得できないと思っていたものの、急に多くの反響があって引き受けることになり、限界以上に稼働しなければならなくなってしまうケースも見受けられます。
無理をして稼働することで体調を崩すだけではなく、案件の質が低下して評価を落とすこともあります。
ITコンサルに限らず、フリーランスは自己管理が重要です。
「体調不良」「案件を多く抱えて時間が確保できない」は、いずれも自己責任です。
会社員であれば上司や周囲がフォローしてくれることも、フリーランスはすべて自分自身で把握・対処しなければなりません。
4. 新しい分野へのチャレンジができない
フリーランスITコンサルと営業活動とお仕事に時間を捻出することになるため、新しいジャンルへのチャレンジや成長に時間を割くことが難しくなります。
一方で、IT業界は常に新しいサービスが登場しています。
つまり、フリーランスITコンサルとなると新しく登場するIT技術・サービスに対応できなくなるため、次第に対応できる案件が少なくなります。
会社員であれば、会社の裁量で勉強会や資格取得など、成長の機会をもらえます。
成長に合わせた案件を割り振ってくれることで、自分自身の確たるスキルとなりますが、フリーランスITコンサルの場合は自分で成長しなければなりません。
さらに、フリーランスの場合、生活のために仕事をこなさなければなりません。
成長よりも仕事を優先するのはフリーランスとしてよく分かる話ではありますが、その結果、時代のニーズに対応できなくなり、先細りとなって案件が獲得できなくなるフリーランスITコンサルもいます。
5. 強みを把握していない
フリーランスITコンサルは、他にITコンサルタントと自身を比較する機会がなくなるため、自分自身の強みが分からなくなりがちです。
会社員のITコンサルタントの場合、周囲との比較や担当する案件から自らの強みを把握しやすく、その結果、会社側としても強みとしている案件を割り振ります。
しかし、フリーランスITコンサルの場合、営業活動次第では「どんな案件もこなす」姿勢となるため、「このジャンルに強いフリーランスITコンサルです」ではなく「なんでもこなします」なフリーランスITコンサル、つまりは「強みがよく分からないフリーランスITコンサル」となってしまいがちです。
フリーランスITコンサルで高収入を実現するコツ
フリーランスITコンサルが高収入を目指すにあたって、心がけるべき点として下記の9点が挙げられます。
- スキルを高める努力を続ける
- 自分自身の得意分野を明確にする
- 尖ったスキルを打ち出す
- 複数のクライアントと良好な関係を築く
- 単価交渉を行う
- 100%を超えて稼働をする
- 自己管理を徹底する
- 営業ルートを複数用意する
- フリーランスコンサル特化のエージェントを活用する
それぞれについて、理由を詳しく解説していきましょう。
1. スキルを高める努力を続ける
ITの進化のスピードは速く、最先端の高いスキルもやがては古いものになります。
そのため、フリーランスITコンサルはクライアントの要望に応えつつ、スキルを高める努力も求められます。
スキルアップしなければ、やがては「古いフリーランスITコンサル」となり、依頼も少なくなることでしょう。
そのため、高収入を獲得するためには、常に時代の最先端のスキルを維持しつづけるためのスキルアップが必要です。
会社員のITコンサルタントの場合、会社が成長の機会を与えてくれますがフリーランスITコンサルの場合、自ら努力しなければスキルは高まらず、やがては時代のニーズに対応したスキルを持たない「時代遅れのITコンサルタント」となりかねません。
ましてや周囲からスキルアップの機会を与えられることもありません。
自らの意思でIT技術のトレンド・ニーズを把握しつつ、スキルアップを実践し続けなければなりません。
2. 自分自身の得意分野を明確にする
フリーランスITコンサルとして、自分自身の強み・得意分野を明確にしましょう。
得意分野を明確にすることは、同時に得意ではない分野を自覚することも意味します。
フリーランスITコンサルに失敗は許されません。
求められているのは「頑張りました」ではなく、クライアントが求めている結果です。
正社員ITコンサルタントのように、失敗しても「次に挽回すればよい」ものではありません。
常に結果を求められる立場であるため、「経験のために苦手ジャンルにも取り組む」ではなく、得意分野での勝負が求められています。
クライアントアピールや仕事獲得のためにも、自分自身の得意分野を明確にしておきましょう。
3. 尖ったスキルを打ち出す
フリーランスITコンサルは高いスキルを持つに越したことはありませんが、「何でもできます」より、特定のジャンルに絶対の強みを持つ方が、クライアントを見つけやすいです。
そもそも、ITコンサルに仕事を依頼する側は「あれこれやって欲しい」ではなく特定業務の依頼を検討しています。
そのため「なんでもできます」なフリーランスITコンサルよりも、「これだけは他に負けません」「ここに関しては絶対の自信を持っています」など、尖ったスキルを持っていた方がアピールしやすいです。
オール80点と、強みを持つジャンルだけ100点で他は50点のフリーランスITコンサルであれば、総合点は前者が勝るかもしれませんが、クライアントの仕事を受けやすいという点では実は後者です。
4. 複数のクライアントと良好な関係を築く
フリーランスITコンサルにとって、実際に取引中のクライアントを大切にすることは当然です。
何より優先しなければならないため、取引中ではない他のクライアントを疎かにしてしまいがちですが、高収入のためには取引していない他のクライアントとも良好な関係を築くことが重要です。
良好な関係を継続することでいずれ仕事を依頼される可能性が生まれます。
保証はありません。
しかし、疎かにすると再度仕事を依頼してもらえる可能性はゼロです。
疎かな対応をして自らで可能性を閉ざすのではなく、良好な関係を築くことが重要です。
5. 単価交渉を行う
クライアントと単価交渉を行うことで、収入が高くなります。
ただし、単価化交渉を行うためにはクライアントから必要とされなければなりません。
単価交渉を行った際「だったら結構です」と思われるか、了承してもらえるかはそれまでの仕事次第です。
単価アップは、クライアントにとっては出費の増加を意味します。
つまり、単価交渉は出費が増えたとしても付き合いを続けたいと思わせるだけの結果を出さなければ実現しません。
単価交渉は重要ですが、「単価交渉を認めてもらう結果」をもたらすことも重要です。
何も結果を出していなければ、単価交渉を行ったところで受け入れてくれる可能性は低いです。
6. 100%を超えて稼働をする
稼働率100%を越えての稼働、つまり週5日以上稼働することで、収入アップを実現します。
一般的に、フリーランスITコンサルのお仕事は稼働率100%のものが多いですが、休みを削ったり、上手く時間を工面することで「稼働率100%超え」も可能です。
雇用契約ではなく、業務委託契約を結ぶフリーランスには労働時間を制限する法律がありません。
正社員では実現が難しい1日8時間以上の労働や休日を取らずに働いても、法律上の問題はありません。
そのため、フリーランスITコンサルであれば「100%超え」も可能です。
7. 自己管理を徹底する
フリーランスは稼働=収入です。たとえどのような事情であれ、稼働できなければ収入が発生しません。
そのため、自己管理が重要です。
稼働できなければクライアントの仕事も止まってしまいます。
忌引きや体調不良、身内のトラブル等、正社員であれば加味してもらえることも、フリーランスの場合、信頼を損ねることになりかねません。
高いスキルも、健康あってこそです。
正社員のように「何かあれば有給休暇を取得する」ができないフリーランスITコンサルは、自己管理の徹底が求められます。
8. 営業ルートを複数用意する
フリーランスITコンサルに限らず、フリーランス全般に共通していることですが、仕事のチャンネル・営業ルートは一つだけに依存するのではなく、複数用意することが大切です。
チャンネルを多く用意できればお仕事の量、ひいては収入が安定します。
また、複数用意することで仕事を吟味できます。
フリーランスは、いつ仕事が終了するか分かりません。自分自身が継続したいと思っていても、クライアントの要望を満たせない、クライアントの予算が枯渇する、ある程度形になったのでクライアントサイドのみで行うなど、フリーランスが必要なくなるケースは多々あります。
一つのクライアントに頼っていると、このような時に困りますが複数の営業ルートがあれば、あくまでも「一つの案件の終了」だと割り切ることができます。
仕事・収入面はもちろんですが、メンタル面でもダメージを軽減できます。
9. フリーランスコンサル特化のエージェントを活用する
フリーランスエージェントの活用も高収入実現に欠かせません。
フリーランスエージェントは、フリーランスとクライアント企業の間に入る存在で、フリーランスの営業活動の負担を軽減します。
お伝えしたように、フリーランスITコンサルは案件獲得が肝です。
ITコンサルタントとして高いスキルを保有していても、営業能力がなければ案件獲得ができず、収入を得ることができません。
この点はITコンサルタントに限らずフリーランス全般の課題となっていますが、エージェントを活用することで自らの営業活動が不要になります。
自身のスキル・キャリアを登録すると、エージェントがスキル・キャリアを活かせるお仕事を探し、紹介してくれるシステムです。
営業活動の負担を軽減するだけではなく、自身の強みに合わせた仕事を紹介してくれるため、実力を発揮しやすいです。
注意点として、フリーランス向けのエージェントが多々ある点です。
いろんなジャンルのエージェントがあるため、専門特化のエージェントを選ぶことをおすすめします。
自身の強みに特化している専門特化型のエージェントであれば、自身の実力を発揮できるお仕事を多く抱えているため、安定して案件を獲得できます。
高収入実現のためには、このような専門特化型のエージェントの活用が不可欠です。
まとめ
フリーランスITコンサルの仕事内容やメリット・デメリット、高収入を実現するためのコツなどを紹介しました。
フリーランスITコンサルは、ITコンサルタントとしての高い技術に加え、フリーランスとしての営業力や法知識が求められます。
会社員のITコンサルタントと比較すると、自分自身で行うべき仕事の領域が広い点が特徴です。
他にもいくつかデメリットがあるため、失敗してしまうケースもありますが、一方ではメリットも多く、高収入を手にしているフリーランスITコンサルもいます。
フリーランスはすべてが自己責任です。メリット・デメリットや失敗例など、多くの情報を吟味し、フリーランスITコンサルに進むべきかを考えてみましょう。
引用・参考URL
参考:コンサルフリー
参考:中小企業庁|フリーランス・事業者間取引適正化等法の違反被疑事実についての申出窓口
参考:公正取引委員会|フリーランスの取引に関する新しい法律が11月にスタート!
参考:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会
参考:IPA独立行政法人情報処理推進機構|ITストラテジスト試験
参考:IPA独立行政法人情報処理推進機構|プロジェクトマネージャ試験
参考:FLEXY公式サイト
参考:ITプロマガジン|フリーランスITコンサルタントになるには?独立後の年収や案件例
参考:CAREER Knock|【フリーコンサルタント年収】独立後の単価水準を徹底解説!
参考:Experty|フリーランスのコンサルタントは儲かる?リアルな年収・単価を実例に基づいてご紹介
参考:THE CONSUL|コンサルタントが独立しフリーランスになったら年収はいくら?単価の決め方や上げ方も紹介
参考:コンサルGO|ITコンサルタントとして独立後のフリーランス案件獲得方法と単価や年収のリアル
参考:コンサルGO|【ITコンサルタント年収】独立すれば年収1000万も可能?仕事内容と年収が高い理由を解説
参考:コンサルGO|【ITコンサルタント独立】フリーランスになるメリット・デメリットを解説!年収も調査
パートナー企業開発部門を経て、金融業界向けコンサルティングセールス業務に従事。
その後、ヘッドハンティングされWeb系スタートアップ企業の取締役等を歴任。
Webコンサルティングやメディアを運営するアークワードコンサルティング社を創業。