コンサルポータルのサービスの特徴は?料金や導入するメリットについて

最終更新日 2023/11/15

外部の人間を雇う際に「スキルが足りない」また、「スキルのある人材だと費用が高い」などの問題が発生するケースもあるのではないでしょうか。

コンサルポータルは、企業にとって必要な時期に、スキルの高い人材を雇う事ができるため、費用を抑えつつ、スキルの高い人材が必要な場合に注目のサービスです。

この記事では、コンサルポータルのサービスの特徴や料金体系などをご紹介します。

PMや戦略を任せられる!「コンサルポータル」とは

コンサルポータルの基本情報やサービスの内容について、ご紹介します。

コンサルポータルの基本情報

コンサルポータルとは、企業が求める人材を必要な期間だけ紹介する経営支援サービスです。

Ascent Business Consultingによって運営されており、幅広い経験を持った4,000人以上のプロフェッショナル人材が在籍しています。

100社以上の企業との取引実績をもとに、日々改善と検証を繰り返しているため、トラブル時のサポート体制も万全です。

全員が、フリーランスとして活動しているプロフェッショナル人材であるため、大手コンサルティングファームと契約する場合と比べ、最大70%ものコストカットが期待できます。

コンサルポータルの人材が対応出来る業務内容

コンサルポータルには、多様なスキルを持つプロフェッショナル人材が多数在籍しています。

経験豊富な人材が多いため、幅広い業務ジャンルに対応することができます。

戦略、新規事業

新規事業は、予算とコストのバランスを考えずに進めると、慢性的な赤字事業になる可能性があります。

継続と撤退の判断が重要なため、検証と改善のサイクルを早めることが大切です。

優秀なエグゼクティブ人材のサポートを受ければ、最短でKPIを達成できる可能性があります。

コンサルポータルには、大手マーケティング企業のマネージャー経験のある人材などが豊富です。

経営戦略の立案や新規事業のサポートなどを継続的に行ってくれます。

M&A

M&Aは、手法が多岐にわたり複雑でしょう。

狭義では、新設合併や株式譲渡などが該当し、広義には資本提携なども含まれます。

事業承継や社員の雇用安定など目的も多様であるため、実際に行うには専門家のサポートが必要でしょう。

コンサルポータルには、M&Aに精通したエグゼクティブ人材が多数在籍しています。

マーケティング

マーケティングは、自社商品やサービスを顧客に販売し、継続的に売上を上げるための手法です。

自社だけではなく、顧客にも利益を与えて、双方にメリットがある関係になることを目指します。

多種多様なモノやサービスが溢れ、顧客の価値観も多種多様になった現在において、重要なファクターのひとつです。

コンサルポータルには、大手コンサルファームでDX戦略を担当した人材などが豊富です。

人事関連

人事は、企業活動の根幹を占める人材をマネジメントする職種です。

採用や教育・研修、人事評価を適切に行うことで、企業の生産活動を活性化していきます。

コンサルポータルには、世界4大総合コンサルティングファームのひとつであるErnst & Young出身の方など、グローバルな市場で活躍した人材が豊富です。

BPR、BPO

BPRとは、社内業務のやり方や組織構造などを根本的に改善することです。

外部環境の変化に合わせて業態を改善することで、古い組織体制から脱却し、新規顧客を獲得していきます。

コンサルポータルには、米国公認会計士を取得した外資系証券会社出身の人材など、世界の第一線で活躍した人材が豊富です。

外部企業に一括で委託するBPOにおいても、優れた知見を提供してくれるでしょう。

PMやPMO

PMは、プロジェクト全体の意思決定を行う人です。

PMOはPMを補佐する立場の人で、プロジェクト全体をサポートします。

プロジェクトは、PMの決めたことに従って進めていきますが、作業を進めるうちに、遅延や欠員など様々なトラブルが発生しがちです。

PMだけの場合、このような状況に対応しきれないため、全体をサポートするPMOの役割が重要になります。

コンサルポータルには、野村総合研究所出身の人など、大規模プロジェクトでPMO経験のある人材が豊富です。

ERP導入

ERPは、商品や財務、人材などの経営資源を一括管理できるツールです。

帳簿データや販売データなどを統合管理できるため、部署間の記入漏れやデータの不整合などを防止できます。

それぞれのシステムが相互連携しているため、メンテナンスが必要な事態になっても対応しやすいです。

部署間で情報を共有することで、部署間での確認作業が減り、業務を効率化することができます。

専門英語

グローバル企業との接触が増えつつある現在、英語力を必要とする国内企業も増えています。

しかし、日本人は、外国語のレベルがそれほど高くありません。

コンサルポータルには、ネイティブレベルの英語力をもつグローバル企業出身の人材も多いです。

システム開発

システム開発では、システムエンジニアが要件定義や外部設計、内部設計などを行います。

実際にコードを記述して事実システムを実装するのはプログラマーですが、いずれも各工程において重要な存在です。

コンサルポータルには、大規模なシステム開発やプロジェクトマネジメントの経験を持つエグゼクティブ人材が多数在籍しています。

効果的なシステム設計を行い、プロジェクトメンバーとPMOの協力体制を築くなど、大規模なシステム開発にも対応することができます。

【関連記事】コンサルタントの種類は3つに分類される!選び方のポイントもご紹介!

コンサルポータルの特徴と導入効果について

コンサルポータルを導入する事で、企業にとってどのような効果があるのでしょうか。

コンサルポータルの特徴と導入効果についてご紹介します。

コンサルポータルの特徴

まずは、コンサルポータルの特徴をご紹介します。

戦略、システム導入などのコンサルに強い

コンサルポータルは幅広い業務に対応していますが、特に経営戦略やシステム導入などのコンサル業務を得意としています。

経営戦略にお悩みの方や、業務効率化のためにシステム導入したい方などに適しているでしょう。

短期間、ピンポイントで利用できる

コンサルポータルはクライアント企業のニーズや業務内容に応じて、短期間もしくはピンポイントで利用できます。

他のマッチングサービスのように最低契約期間がありませんので、プロジェクトに応じて契約条件を柔軟に変更可能です。

たとえば新規事業のスタートアップをサポートしてほしい場合は、1~3ヵ月という短期契約にすることで、コストを抑えられます。

コンサルポータル導入による企業への効果

ある金融機関は、システムの開発コストが割高になっていたことから、大規模プロジェクトへの参加経験があるプロフェッショナル人材と契約しました。

これによ、新たに管理ルールが見直され、月400万円のコスト削減に成功しました。

また大手旅行会社では、プロジェクトの推進が思うようにいかず、赤字が続いていましたが、大手企業のマネージャー経験がある人材と契約したこともあり、黒字化に成功しました。

これらの事例から、コンサルポータルを導入することで、コストの削減や経営に関して、良い方向に進めることが期待できるでしょう。

コンサルポータルの料金について

コンサルポータルを利用する際にかかる料金はどのくらいなのでしょうか。

コンサルタントに支払う料金

コンサルポータルの料金は、業務内容やコンサルタントのスキルによって変わります。

おおむね、50~150万円程度になることが多いですが、条件や業務内容などによっては150万円以上になることもあります。

コンサルポータルに支払う仲介手数料

コンサルポータルに支払う仲介手数料については、公式サイトに掲載されていないため、直接お問い合わせいただくと良いでしょう。

フリーランスコンサルタントと契約する場合の相場は、ンサルタントに支払う報酬の25%~30%と言われています。

大手人材紹介サービス「i-common」と比較!

ここでは、大手の人材紹介サービスであるi-commonと比較します。

i-commonの基本情報

i-commonは、上場企業などで役員を務めた人材をアドバイザーとして紹介する顧問紹介サービスです。

幅広いスキルと経験を持つエグゼクティブな人材である約17,330名の中から、クライアント企業の課題やニーズに最適な人材を紹介することができます。

年齢層も20代後半~70代前半と幅広く、経験豊富なプロフェッショナルが多いため、特定の分野の知識とスキルを活用したいという企業に最適です。

コンサルポータルとの違い

i-commonとコンサルポータルんの違いについて、解説します。

体制が整えやすく定着しやすい

i-commonは、クライアント企業とエグゼクティブ人材を仲介する「専任コンサルタント」のほかに、プロジェクト全体を管理する「サービスクオリティーマネジメントグループ」によって組織されています。

プロジェクトのサポート役としてサービスクオリティーマネジメントグループが活動するため、組織としての体制が整えやすく、人材も定着しやすいです。

また、「グループコンプライアンス本部」を設置することで、社員のコンプライアンス意識の向上にも努めています。

サービスクオリティーマネジメントグループは、エグゼクティブ人材が提出した業務計画書や報告書をもとに法的適合性やプロジェクトの進捗状況を管理します。

定期的にエグゼクティブ人材の業務適性を確認するため、契約不履行のリスクもほとんどないでしょう。

業界に特化した元役員が複数人在籍している

i-commonでは、業界に特化した元役員が複数人在籍しているため、あらゆるプロジェクトの経営支援を行うことができます。

人事や法務、研究開発など、ビジネスの成長に不可欠な人材が豊富です。

アドバイザーと言ってもただ、指示をするだけではなく、従業員と一緒に実働し、問題の解決を図ります。

i-commonの料金について

プラン 料金 契約期間 業務工数
コンサルティングモデル(業務委託準委任契約) 業務内容に応じて適宜設定 業務内容に応じて適宜設定 1人日~/月
コンサルティングモデル(業務委託請負契約) 165,000(税込)~ 1ヶ月~ 1回~
人材紹介モデル(直接業務委託契約) 年間報酬の35%+110万円(最低、税込198万円) 当事者で適宜設定 当事者で適宜設定

自社の課題を正確に把握し、適切な人材を採用するのは簡単ではありません。

特に社内リソースだけで適切な人材を確保しようとすると、多くの時間とコストが必要です。

そのため即戦力が欲しい場合は、固定費を抑えられ、かつ適切な人材をスピーディーに確保できるi-commonを利用するのが良いでしょう。

参考:i-common

まとめ

コンサルポータルのサービスの特徴や料金体系について、ご紹介しました。

コンサルポータルは、短期間の活用ができるという特徴があります。

ただ、顧問紹介サービスであるi-commonと比較すると、実績や顧問が対応する分野が物足りなく感じるでしょう。

i-commonは、約17,330名の顧問が在籍していることもあり、幅広い分野の課題に対応することが可能であるため、自社の課題を確実に解決したいという場合は、i-commonを活用すると良いでしょう。

【関連記事】 i-commonとは?実際に利用した方の体験談の評判と具体的な料金プランを解説

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