最終更新日 2024/12/18
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ITコンサルは副業として取り組むこともできる時代です。
そこで、ITコンサルの副業が注目を集めている理由や副業でITコンサルに取り組むメリット、さらにはエージェントの選び方や副業でおすすめのエージェントなどを紹介します。
本業としてではなく、副業でITコンサルを検討している方はぜひご覧ください。
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ITコンサルの副業が注目されている理由
ITコンサルの副業が注目を集めている背景にあるのは、以下の3点とされています。
- DX需要が高まっている
- IT人材が不足している
- ITコンサルを副業で取り組める環境が整備されつつある
それぞれの項目について、詳しく解説していきましょう。
DX需要が高まっている
日本国内では産業を問わず、多くの企業がDX化を検討しています。
少子高齢化による労働力の不足・減少により、かつてのように多くの労働者でカバーする、いわば「質より量」の労働環境の維持が難しくなりました。
一方で、IT・Web業界では技術が進歩しています。
DX化は、労働者不足をIT技術で「穴埋め」すると考えることもできます。
これまでのようなアナログ環境から、IT環境を構築することで労働者不足をカバーするだけではなく、より合理的・省力的な労働環境をと考えられています。
このような企業のDX化のニーズの高まりに応えることができるITコンサルの需要が高まっているのです。
IT人材が不足している
DX化を実現すると企業の環境は大きく変わりますが、DX化を実現するためにはIT人材が必要です。
問題点の抽出、問題改善のためのシステムの提案・実践など、いわゆるIT人材が必要になりますが、DX需要の増加と労働者不足によりIT人材が不足しています。
お伝えしたように、DX化は多くの企業にとって急務となっていますが、DX化を担う人材がいないのも事実です。
特に高度なスキルを持つIT人材に関しては、多くの企業で奪い合いのような状況が生まれているため、正社員を募集しても簡単には確保できません。
このような事情から、高いスキルを持つITコンサルは「副業でも良いので手伝ってもらいたい」と、DX化を検討している多くの企業から垂涎の眼差しを向けられているのです。
ITコンサルを副業で取り組める環境が整備されつつある
IT人材の確保が難しい一方で、エージェントの登場によってフリーランスのITコンサルとの接点が簡単になりました。
さらに、エージェントでは副業のITコンサルも募集しています。
むしろエージェント利用者の中には、空いた時間だけITコンサルとして活動したい副業希望者もいます。
国が副業を推進している点やエージェントの登場により、副業に取り組みやすい環境が整備された点も副業ITコンサルが注目を集めている理由の一つです。
実際、「副業でも良いので手伝って欲しい」と考える企業が増えています。
むしろ副業で取り組んでもらった方が、正規雇用より企業側の負担が軽減される点や必要な時だけ手伝ってもらうことができるなど、企業側にとってもメリットが大きいです。
ITコンサルが副業に取り組むメリット
ITコンサルの副業に取り組むメリットとして、以下の6点が挙げられます。
- 収入アップ
- スキル・知見の蓄積
- 隙間時間を有効活用できる
- 人脈の拡大
- 独立の準備
- 余裕の中で取り組める
それぞれ詳しく解説していきましょう。
1. 収入アップ
副業でお仕事をこなすことで、収入がアップします。
単純な話ではありますが、副業ではあっても「仕事の時間」を増やすことになるため収入が増えます。
収入アップは経済的な面はもちろんですが、精神的な余裕をもたらす点もメリットです。
例えば経済的にギリギリの場合、どうしても常に金銭的な不安と向き合わなければなりません。
仕事に支障をきたすことも考えられますし、ともすれば仕事のモチベーションも低下してしまいます。
その点、経済的な余裕があれば不安なくお仕事だけに集中できる点はもちろんですが、「稼ごう」とする意欲が仕事へのモチベーションを高め、良い結果をもたらす可能性もあります。
2. スキル・知見の蓄積
副業では、本業とは違った案件をこなすことになるため、スキル・知見の蓄積に役立ちます。
副業で得たスキル・知見を本業にフィードバックすることもできるため、収入ではなくスキルを広げるために副業に取り組んでいるITコンサルもいます。
本業だけでは得ることができないであろうスキルや知見の蓄積はITコンサルにとって貴重なもので、報酬を得ながらのスキルアップは、会社が用意する勉強会よりも高いモチベーションで取り組めることでしょう。
3. 隙間時間を有効活用できる
ITコンサルの副業では、場所を問わずに働けるものが多いです。
そのため、移動中や待機時間、あるいはスケジュール調整で生まれる隙間時間を仕事に充てることができます。
クライアント側も副業であることを理解しているため、出社にはこだわりません。
リモートでこなせる案件も多いため、インターネット環境さえあれば場所を問わずに仕事に取り組むことができます。
会社帰りに喫茶店で、あるいは寝る前に布団の中でなど、正社員として会社に出社したり、あるいはクライアント先に常駐してのお仕事では到底不可能なスタイルでお仕事に取り組むことができます。
4. 人脈の拡大
副業で取り組むことで、本業では接点が生まれないであろう業界に携わることができます。
さらに、一度仕事をこなすことでさらに人脈が広がるケースもあります。
例えば、これまで全く接点のなかった業種のお仕事をこなしたことで「良いITコンサルがいる」と評判となり、クライアントの友人・知人に紹介してもらえることもあります。
ITコンサルの場合、本業でもある程度人脈を広げることはできますが副業の場合、本業とは違った人脈が広がる可能性が高い点がメリットです。
5. 独立の準備
副業としてITコンサルに取り組む場合、正規雇用ではなく業務委託契約です。
業務委託契約だけで生計を立てるようになれば、立派なフリーランスです。
もちろん副業=将来的な独立ではありませんが、副業に取り組むことで「独立したらどうなるのか」がある程度把握できます。
案件獲得の難しさや、会社の庇護のない完全な自己責任でのお仕事が向いているのか・向いていないのかなど、独立のシミュレーションと捉えることもできます。
あくまでも副業で良いのか、あるいは更なる高収入や自由な労働スタイルを求めてフリーランスとして独立するのか、その試金石となります。
6. 余裕の中で取り組める
副業での取り組みは、フリーランスとして独立してのお仕事より余裕があります。
フリーランスとなった場合、お仕事は「生活のため」です。評判が収入に直結する環境になるため、失敗は許されません。「次は頑張る」の「次」があるとは限りません。
思うような仕事を獲得できず、割の合わない仕事に取り組んで時間効率が悪化し、仕事へのモチベーションが低下してさらにパフォーマンスが悪化する悪循環に陥るケースも十分に考えられます。
一方、副業でITコンサルに取り組む場合、生活はかかっていません。
余裕を持って取り組むことができるため、案件の選別が可能になるなど、フリーランスITコンサルでは難しいことも副業であれば可能です。
ITコンサルが土日・週末だけ副業に取り組むメリット
ITコンサルが土日や週末だけ副業に取り組むこともできます。
その際、以下の2つのメリットがあります。
- メリハリを付けることができる
- 休日に充実感を得られる
それぞれ詳しく解説していきましょう。
メリハリを付けることができる
土日に副業をこなすことで、メリハリを付けることができます。
具体的には、平日は本業、土日は副業と分けることで金曜日までに本業に緊張感を持てます。
土日休みの場合、金曜日は「土日にやろう」と考えるITコンサルも多いのではないでしょうか。
特に場所を選ばずにこなせるお仕事であれば、次にクライアントが確認する月曜日までにと考えることも珍しくありませんが、結果、作業効率の悪化を招きます。
しかし土日に副業をこなすことで、土日には本業を回すことができないため平日に本業をとの緊張感が高まります。
一方、副業も「土日だけで」との緊張感の下、高い集中力で仕事をこなすことができます。
休日に充実感を得られる
土日、つまりは本業の休日に仕事をこなすことで、休日に充実感が得られます。
平日のお仕事を頑張っているからこそ、土日は休みたい方も多いことでしょう。
一方で、休みではあっても何もやることがないため、結局はダラダラ過ごしてしまう人が多いのも事実です。
その点、土日に副業をこなすことで「ダラダラ」ではなく、有意義な土日を過ごすことができます。
もちろん休日が減ってしまうので休みを取ることも大切ですが、土日の休日をアクティブにと考えているITコンサルにとっては、有意義な時間を過ごすことができる方法です。
ITコンサルが副業の案件獲得に必要なこと
ITコンサルが副業で案件を獲得するためには、以下の3つが重要になります。
- これまでに培った実務経験
- コンサルタントとしてのスキル
- ITコンサルを求めるクライアントとの接点
それぞれ、なぜ大切なのかを解説していきましょう。
これまでに培った実務経験
正社員であれば将来性を買われることもありますが、副業のITコンサルには将来性ではなく即戦力が求められています。
そのため、これまでに培った実務経験がなければ副業を見つけることができません。
実務経験は、ITコンサルの名刺代わりとなるものです。
実務経験を見て、クライアントが「このITコンサルに任せたい」と考えるので、副業を検討している場合は対外的にアピールできる実務経験がなければ難しいです。
コンサルタントとしてのスキル
経験だけではなく、スキルも重要です。
スキルに関しては客観的なアピールが難しい部分ではありますが、これまでの実務経験や資格、クライアントとの面談を経て判断されます。
その際、仕事が欲しいからとスキルを実態よりも高くアピールするのは控えましょう。
実態と異なるスキルで選ばれても、実際に仕事をこなした際に困るだけです。
ITコンサルを求めるクライアントとの接点
副業に取り組むためには、副業のITコンサルを求めるクライアントとの接点が大切です。
高いスキルを持ち、かつ副業に取り組むだけの時間的余裕のあるITコンサルでも、ITコンサルを求めるクライアントとの接点がなければ仕事として取り組むことはできません。
ただし、この点に関しては近年はエージェントがあるのでさほど心配する必要はありません。
かつては人脈を通して探すのみだった副業も、エージェントであれば登録するだけで自分のスキル・労働条件に合わせた案件を見つけることができます。
ITコンサルが副業を獲得するための具体的な方法
ITコンサルが副業を獲得するためには、お伝えしたようにエージェントが有用ですが、エージェントを含め、以下の3つの方法で副業案件を獲得できます。
- DMによる営業活動
- 友人・知人の伝手
- エージェントやクラウドソーシングの活用
それぞれ詳しく解説していきましょう。
DMによる営業活動
ITコンサルを求めているであろうクライアントへの直接営業です。
企業のホームページ等をチェックし、連絡先に営業をかける方法はかつての主流ではありましたが、近年はエージェントの登場により必要性が低下しています。
しかし、エージェントを利用せずに独自でコンサルを募集しているクライアントもあるため、そのようなクライアントに対しては直接営業活動を行うことで案件獲得を狙います。
友人・知人の伝手
友人や知人の伝手はITコンサルや副業に限らず、フリーランスの案件獲得方法の定番です。
こちらも、近年はエージェントの登場により必要性が低下していますが、友人・知人が多い場合エージェントを使用せずとも伝手だけで活動することができます。
その点では、これまでに培った友人・知人ネットワーク次第です。
エージェントやクラウドソーシングの活用
気軽に副業に取り組みたい人には、エージェントやクラウドソーシングがおすすめです。
特にエージェントです。
信頼できるクライアントの案件が多く掲載されているため、自分のスキルや理想の働き方に合わせて仕事を探すことができます。
近年は副業向けのエージェントも登場しており、副業でITコンサルを検討している人にぴったりです。
ITコンサルの副業にはエージェントが必須?
気軽にITコンサルの副業に取り組めるエージェントの存在は大きなものです。
そのため、「必須」だとする声もありますが、エージェントの存在は必須なのか、エージェントがなければITコンサルの副業は難しいのかを解説します。
営業負担を考えるとエージェントは必須
エージェントの魅力は、登録することで案件を探したり、エージェントのサポートスタッフが紹介してくれる点です。
これにより、営業負担が軽減します。むしろそれまでの伝手や直接営業の負担なく、誰もが案件を探すことができます。
もちろんエージェント無しでも副業を見つけることはできますが、営業負担軽減、さらにはエージェントを利用してITコンサルを探すクライアントが増えている事実を踏まえると、必須と考えてもよいでしょう。
利用しなくても可能ではあるが多大なリソースが必要
エージェントを利用しない場合、先程お伝えしたように直接営業や友人・知人の伝手を頼って仕事を獲得することになります。
そのため、仕事獲得のために多大なリソースを費やすことになります。
この点は副業のITコンサルだけではなく、フリーランス全般に当てはまりますが、営業活動に負担を感じて仕事を諦めるケース、あるいはなかなか軌道に乗らないと嘆いている副業やフリーランスは多いです。
エージェントが人気を集めているのは、それまで多くの副業やフリーランスの悩みの原因だった「営業負担」を軽減できる点にあります。
もちろんエージェントの利用は義務ではありませんが、エージェントを利用しない場合、多大な営業リソースが求められます。
エージェントは多々あるから比較できる
エージェントは多数ある点もメリットです。
それぞれ特徴・強みが異なることから、自分にあったエージェントを選ぶことができます。
特に副業でITコンサルをと考えている場合、副業に強いエージェントを選ぶことで、理想の仕事・案件を獲得できる可能性が高まります。
ITコンサルが副業するために利用するエージェントの選び方
お伝えしたように、エージェントは多数あります。
そのため、エージェントを利用する場合、「どのエージェントを利用するのか」も重要です。
副業を希望しているITコンサルの場合、以下の4点が重要です。
- 副業案件の掲載数
- 副業利用者への理解
- 副業で利用しているITコンサルの口コミ
- エージェントの経営母体
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
1. 副業案件の掲載数
エージェントは掲載案件を大々的にアピールしています。
案件が多ければ多いほど仕事を見つけやすいのは事実ですが、副業を希望している場合、「副業案件の掲載数」にこだわりましょう。
例え多くの案件を掲載しているエージェントでも、副業案件が少なければ選択肢は狭くなります。
逆に、掲載案件数は他のエージェントより少ないものの、副業案件の多いエージェントであれば理想の副業に出会える可能性が高まります。
2. 副業利用者への理解
本業として取り組むフリーランスのためのエージェントや副業希望者向けの案件を多く取り扱っているエージェントなど、それぞれ特色が異なります。
そのため、エージェントの体制・環境も異なります。
そこでポイントとなるのが、副業として利用するITコンサルへの理解度です。
例えば副業の場合、本業の間は連絡が難しいです。
そのため、連絡の期限に余裕を持ってくれたり、あくまでも「本業に支障の出ないように」と配慮してくれるエージェントの方が、副業で利用するエージェントとして適しています。
「連絡したらすぐに返事を」「数時間以内に返事を」と求められても、副業では難しいでしょう。
3. 副業で利用しているITコンサルの口コミ
エージェントの口コミは大切な判断材料ですが、ここでもポイントは「副業ITコンサルの口コミ」です。
フリーランスのITコンサルの口コミは参考になる部分もありますが、副業として利用するにはあまり参考にならない部分もあります。
一方、副業ITコンサルの口コミの場合、同じ副業の立場からの口コミなので参考になることが多いです。
漠然と口コミをチェックするのではなく、「副業ITコンサルの口コミ」をピックアップしてチェックしてみましょう。
4. エージェントの経営母体
エージェントの経営母体もチェックポイントです。
信頼できる経営母体が運営しているエージェントであれば、副業もスムーズに行えるでしょう。
しかしエージェントがトラブルを起こしたり、あるいはエージェントが倒産や廃業した場合、副業ができなくなるだけではなく、その後の対応にリソースを割いた場合、本業に支障をきたすことになります。
そのため、経営資本がしっかりしているエージェントを選ぶことをおすすめします。
ITコンサルが副業でエージェントを利用する際の注意点
副業を希望しているITコンサルにとってエージェントの存在は心強いものですが、エージェントを利用するにあたっては以下の4点に注意しなければなりません。
- 副業であることを明確にする
- 副業の許可を得ていることを証明する
- 自分の強み・求めている案件を多く掲載しているエージェントを選ぶ
- 二次請け・三次請けより直受け案件の多いエージェントを選ぶ
具体的に、何を注意するのか詳しく解説していきましょう。
1. 副業であることを明確にする
当然といえば当然ですが、エージェントには副業であることを明確にしましょう。
お伝えしたように、エージェントの業態はさまざまです。
副業だけではなく、フリーランスをメインに据えているエージェントもあれば、副業案件も掲載しているエージェントもあります。
エージェント側としても、本業なのか副業なのかが分からなければ案件の提案ができません。
スキルや実績も重要ではありますが、まずは副業であることを明確にしましょう。
2. 副業の許可を得ていることを証明する
お勤めの会社で、副業の許可を得ている点もアピールしましょう。
近年は副業を許可する企業も増えていますが、一方ではまだまだ副業禁止の企業も多いです。
特にITコンサルの場合、コンサルファームでは多くが副業禁止です。副業禁止の環境で副業を行った場合、解雇される可能性もあります。
副業として取り組む場合、副業の許可があることを確認・証明してからエージェントで案件を探しましょう。
3. 自分の強み・求めている案件を多く掲載しているエージェントを選ぶ
エージェントは多々ありますが、それぞれ掲載している案件は異なるため、自分が求める案件や強みを求めている案件を多く掲載しているエージェントをチェックし、選ぶことが大切です。
特に副業でITコンサルを検討している場合、副業スタイルでこなせる案件の数が重要です。
そのうえで、自分自身の強みを必要とする案件・求めている案件を多く掲載しているエージェントを探しましょう。
4. 二次請け・三次請けより直受け案件の多いエージェントを選ぶ
エージェントも多々あるとお伝えしましたが、二次請け・三次請けの案件を多く掲載しているエージェントもあります。
このようなエージェントは掲載案件を多くアピールしたいためですが、二次請けや三次請けの案件は単価が低くなるだけではなく、連絡も直接ではなく「伝言」になります。
結果、意思疎通が甘くなり、仕事に影響をきたします。
また、連絡に時間がかかるため、限られた時間で仕事をこなす副業には向いていません。
できる限り、直請けの案件を選ぶことをおすすめします。
ITコンサルが副業を行う際の注意点
エージェントなどの活用でITコンサルとして手軽に副業に取り組めるようになりましたが、副業を行うにあたり、以下の4つの注意点を意識する必要があります。
-
利益相反や守秘義務違反
-
副業に関する社内規定の事前確認
-
本業に悪影響が出ない範囲での業務の徹底
-
副業所得が20万円を超える場合の確定申告
なぜこれらが大切なのか、それぞれ詳しく解説していきましょう。
利益相反や守秘義務違反
副業を取り組むにあたっては、利益相反や守秘義務違反にならないよう気を付ける必要があります。
利益相反とは、例えば副業先が自社のライバル企業で、副業をこなすことで自社の利益が減少することを指します。
いくら副業を許可していても、利益相反になることは許可していない企業も多いです。
そもそも、コンサルファームが副業を禁止しているのはこのためです。
守秘義務違反も同様です。
業務で知り得た情報を副業先に教えることは違反行為です。
副業をこなすにあたっては、これらの点には細心の注意が必要です。
副業に関する社内規定の事前確認
副業を許可している企業は増えているとお伝えしましたが、許可の内容はそれぞれ異なります。
先にお伝えした利益相反や守秘義務違反だけではなく、副業に関するルールを確認しておきましょう。
副業のルールは会社によって異なります。
エージェントに聞いたりネットで調べても正確には分かりません。
必ず自らで調べ、社内規定に抵触しない範囲で副業に取り組みましょう。
本業に悪影響が出ない範囲での業務の徹底
社内規定内ではあっても、大前提として「副業は副業」です。
本業を疎かにするようなことがあってはなりません。
やりがいが出てくると、副業が楽しく感じるITコンサルは多いです。
しかし、副業である以上、優先順位としては本業が上です。
副業をこなして本業に支障をきたすようなことがあっては本末転倒です。必ず「本業の余力」で副業と向き合うようにしましょう。
副業所得が20万円を超える場合の確定申告
副業のITコンサルで得た収入が20万円以内であれば雑所得となるので確定申告の必要はありませんが、20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
確定申告は1年の所得を明確にし、税金を決定するものです。
もしも20万円以上の副業所得があるのに確定申告を怠った場合、支払うべき税金を支払わないことになるので、少々言葉は厳しいですが「脱税」となります。
ITコンサル副業におすすめのエージェント
ITコンサルが副業を行うにあたってはエージェント選びが大切だとお伝えしましたが、副業におすすめのエージェントを紹介します。
ハイパフォコンサル
多くの案件を抱えているエージェントです。
副業でもおすすめできる理由として、リモート案件が80%以上で、かつ稼働率で案件を検索できる点です。
20%から100%まで、5種類の稼働率での案件検索が可能な事から、副業向け案件も検索しやすいです。
運営会社であるINTLOOP株式会社が東証グロース市場に上場している信頼性と併せて、副業でも安心して利用できるエージェントです。
HiPro Tech
こちらも多くの案件を掲載しているエージェントですが、稼働日数やフルリモートなどで副業案件を検索しやすいシステム、また今すぐ活動できない場合に類似条件の案件を優先的に紹介してもらえる案件リクエストなどの機能が副業ITコンサルにおすすめできる理由です。
加えて70%以上が自社開発案件で、25%が週3日以下の稼働など、副業向けかつ信頼できる案件が多数掲載されているエージェントです。
HiPro Tech(ハイプロテック)の
公式サイトはこちら
POD
こちらも20~100%まで幅広い稼働率の案件を用意しているエージェントです。
さらに、独自の審査にて良質な案件のみを厳選している安心性の高さや、登録者と向き合う「フルカスタマイズ」のサポートを行います。
これまで10年以上の運営経験に基づいたマッチングシステムや各企業との信頼関係を武器に、高いマッチング率を実現している点が副業ITコンサルにもマッチしています。
まとめ
ITコンサルの副業について、メリットや仕事の見つけ方等について解説しました。
エージェントを活用することで手軽に副業をこなせる環境ではありますが、まずは自らがお勤めの会社の副業に関する規定を確認しておきましょう。
副業が可能なようであれば、エージェントに登録することで手軽に副業に取り組むことができます。
引用・参考URL
参考:DAINOTE
参考:Tech Hive マガジン
参考:ITプロマガジン
参考:Crarepo
参考:FLEXY
参考:フリマガ
パートナー企業開発部門を経て、金融業界向けコンサルティングセールス業務に従事。
その後、ヘッドハンティングされWeb系スタートアップ企業の取締役等を歴任。
Webコンサルティングやメディアを運営するアークワードコンサルティング社を創業。