最終更新日 2024/10/15
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起業直後の会社や中小企業にとって、優秀な人材を確保するのは簡単ではありません。
新規商品の開発や販路先の新規開拓がしたいと思っても、自社とマッチする人材を見つけられないというのが現実ではないでしょうか。
この記事では、顧問名鑑の概要や評判、料金などについて詳しく解説します。
目次
顧問名鑑とは?
顧問名鑑とは、優れた人材を求める企業と、取締役や部長などの重役経験者をマッチングするサービスです。
国内有数の上場企業に在籍していた20,000人以上の重役OBの中から、自社に合った人材を探すことができます。
2009年に始まった新しいサービスですが、2020年の時点で累計契約数が15,000件を超えるなど、中小企業を中心に注目を集めています。
顧問名鑑を活用するメリット
ここでは、顧問名鑑を活用する上でのメリットをご紹介します。
自社が求める人材に出会うことができる
顧問名鑑に登録されている人材は、取締役や部長といった役員経験者が多いため、自社が求める人材に高確率でマッチします。
幅広い人脈や専門知識、豊富な実績を有しているため、即戦力となる可能性が高いです。
例えば、優秀な財務管理者を求めている場合は、みずほ銀行などのメガバンクを含めた数十社以上の金融機関から、自社が求める人脈や実績にマッチする人材を探すことができます。
「産業機器分野の開発実績」「広告マーケティングの運用実績」といった細かな条件を付けることも可能です。
また、対応している業種も幅広く、国内で活躍する様々な人材にアプローチすることができます。
経験豊富な担当者による専任サポートが受けられる
顧問名鑑は、自社と顧問、担当者の3者間で売上や利益率アップを目指します。
企業の利益を第一とし、事業の成長をサポートします。
経験豊富な担当者が、企業の抱える問題点を明らかにするため、人材のミスマッチも起こりづらいです。
契約締結後も顧問の活動やミスマッチの有無、プロジェクトの進捗状況などを定期的に把握し、問題が起きないようにアドバイスしてくれます。
契約締結まで利用料金が無料である
顧問名鑑は、契約締結までの利用料金が無料であるため、企業が抱える問題点や顧問の条件などを慎重にヒアリングできます。
契約締結まで細かく話し合いをするため、企業と顧問、担当者の間で認識の相違が起こりにくいです。
求める人材が見つからなかった場合でも、担当者に相談することで、通常プラン外のルートで人材を紹介してくれるケースもあります。
グローバルな人材を確保できる
顧問名鑑では、グローバル市場で活躍した役員経験者が数多く在籍しており、海外ビジネスに精通した人材を確保することも可能です。
現地のビジネスマナーに詳しい人材が豊富であるため、将来的に海外進出したいという企業にもおすすめです。
海外進出は大きな利益を獲得するチャンスですが、思わぬミスで損失が拡大する可能性もあります。
言語や習慣、ビジネスマナーが異なることも多いため、現地でビジネス経験を積んだ人材でないと、トラブルになるケースも多いです。
海外進出を成功させるには、現地のビジネスに深く精通し、かつ自社の成長を第一としてくれる人材が必要です。
顧問名鑑を活用すると、自社商品が海外で通用するのかといった基本的なことから具体的な売り出し方法まで、プロが丁寧にアドバイスしてくれます。
現地でビジネスパートナーを探すことも可能ですが、この場合は人材のミスマッチが生じる可能性があり、優れた人材を確保するのが難しいでしょう。
特に海外では国内の常識が非常識になることも多いため、現地に精通した人材を確保する必要があります。
顧問とは?会社における顧問の役割や活用する利点についてご紹介!
顧問名鑑の利用事例
顧問名鑑の利用事例をご紹介します。
経営におけるアドバイスやサポート
顧問名鑑の利用事例で多いのが、経営に関するアドバイスやサポートです。
例えばベンチャー企業で人脈や取引先が足りない場合に、月数回の経営会議に参加していただき、新規開拓のサポートをお願いするケースもあります。
販路や卸先の新規開拓
小売店とのコネクションがある顧問と契約することで、販路や卸先を新規開拓できる場合もあります。
顧問と共同で業務を進めていくうちに、支店の責任者や経営幹部などと親しくなることもあるでしょう。
自社商品の売り込み
上場企業の営業プロフェッショナルだった顧問と契約し、プレゼンや営業ノウハウを伝授してもらえるケースもあります。
営業の資料作成や戦略立案などは、経験によって最適化されることもあり、この業界で長年活躍していたプロの意見は大いに参考になるでしょう。
新規商品の開発・販売
顧問名鑑でWebプロモーションの専門家やオンライン通販事業者と契約し、新規商品の開発や販路開拓などをサポートしてもらう場合もあります。
今までの考え方やマーケティングが通用しない場合でも、顧問名鑑を活用し、他ジャンルのノウハウやコネクションを確保できることもあるでしょう。
顧問名鑑に登録している顧問や業種例
顧問名鑑に登録している顧問や業種は幅広く、誰でも知っているような企業も豊富です。
ここではどのような人材とマッチできるかイメージできるように、顧問名鑑に在籍している顧問の役職について、一部ご紹介します。
銀行
- 日本興業銀行(現:みずほ銀行)/常務取締役
- 富士銀行(現:みずほ銀行)/取締役
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券/取締役副社長
- 三井生命保険相互会社/常務執行役員
- りそな銀行/執行役員
- 住友信託銀行/スイス法人社長
食品・飲料
- ローソン/理事執行役員
- キリンビール/常務執行役員
- 日清食品/取締役
- すかいらーく/取締役
- ゼンショーホールディングス/子会社会長
広告・印刷
- 電通/グローバルビジネス局局長
- 博報堂/経営企画部長
- 東急エージェンシー/企画局局長
- コダック/常務取締役
- アサツーディ・ケイ/海外事業部執行役員
証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券/取締役副社長
- 大和証券/常務取締役
- あおぞら証券/代表取締役社長
- シティグループ/取締役
- SBIホールディングス/取締役
顧問名鑑のサービスを受ける手順
顧問名鑑の利用方法について紹介します。
具体的な手順は、以下の通りです。
1.企業から顧問名鑑への問い合わせ
2.担当者による問題点や課題についてのヒアリング
3.顧問との面談(原則一回)
4.企業と顧問双方の意見のすり合わせ
5.契約締結
6.今後の具体的な活動内容やスケジュールを決定
7.進捗確認のミーティング
8.定期ミーティングによるフォローアップ
顧問との面談実施は、初回のヒアリングから2週間前後です。
それから1週間前後で、契約締結まで行います。
契約締結後は、会社と顧問、担当者間で話し合いながら、企業のサポートを行います。
また、無料で利用できるのは、5の契約締結までです。
契約締結後は、サービスの難易度や顧問の経歴・スキルに応じて契約料を支払いましょう。
顧問名鑑を利用するまでには、1か月前後かかります。
顧問契約する場合は、余裕をもって準備をするようにしましょう。
顧問名鑑を活用する際の懸念点
顧問名鑑を活用する際には、いくつか注意するべき点があります。
悪いクチコミが目立つ?
顧問名鑑は、営業電話がしつこいといった内容の悪い口コミを書かれていることもあります。
早朝に電話をかけられたという事例もあり、非常識なサービスとして噂されることもあります。
しかし、最近は度が過ぎた営業手法を反省し、営業電話についても改善されているようです。
顧問ごとに料金が異なる
顧問名鑑は顧問ごとに料金が異なるため、価値の高い顧問と契約すると、想定より多くの料金を支払う可能性もあります。
特に稀少な経験をしていたり、高度なスキルをもっていたりする場合は、相場より高い契約金になることもあるため、顧問を探す際は、担当者と相談し、自社が求める条件と予算のバランスをしっかり取りましょう。
【関連記事】外部顧問の報酬相場は契約によって変わる?常勤と非常勤で報酬は異なる?
企業を成長させたい場合は顧問名鑑を賢く利用しよう
顧問名鑑では、ビジネスの第一線で活躍してきた役員経験者が多数在籍しており、様々なスキルや人脈、コネクションをもった人材を探すことができます。
銀行や保険、鉄鋼メーカーなど対応している業種も幅広く、グローバル市場に精通する人材も豊富です。
企業側から細かく条件を設定できるなどシステム面も優秀ですので、賢く利用して自社の成長に役立てましょう。
顧問名鑑の
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下記記事では、おすすめの顧問紹介サービスを5つ厳選し、徹底解説しています。
顧問名鑑以外の顧問紹介サービスとも比較してみたい方はぜひ参考にしてみてください。
参考記事:【顧問紹介サービスおすすめ5選!】選ぶ際に重要なポイントとは?
監修者情報
パートナー企業開発部門を経て、金融業界向けコンサルティングセールス業務に従事。
その後、ヘッドハンティングされWeb系スタートアップ企業の取締役等を歴任。
Webコンサルティングやメディアを運営するアークワードコンサルティング社を創業。